「本が読みたい」を含む小説

　短いゲームブックみたいなものですが、ゲーム性は低いです。 　よくわからないところも他の選択をすると明らかになったりします。 　そんな分節のある短編小説だと思って、気軽に楽しん…

高校二年生の黒汐彩日《くろしお　あやひ》は他者を拒絶していた。 黙々と授業を受け、休み時間は本を読み、昼休みは屋上で映画を観て一人過ごす日々。 ある日、そんな彩日と交流を図ろうと…

「私、神様の為ならいくらでも頑張れます！」 　迷いのない言葉で宣言するミレイに夏樹《なつき》の内心は罪悪感で一杯だった。 　それでも自分達を、異世界を救う為には少女に勇者として…

エッチなこと好きですか？ 私は好きだよ。本を読んでエッチな妄想すること。 私こと、宮崎優奈17歳。エッチなことには興味津々、お年頃な女子高生。 朝、登校時に花壇の前でそっと私…

幼子は五歳までに。 親に恩を返していると、何かの本で読みました。 その可愛さを。 否定できる方はいないでしょう。 笑い顔も。 泣き顔も。 親である私を幸せにしてくれました。…

『プラチナの季節』という本を読んでの感想文。原稿用紙約四枚分です。 　■　■　■　■　■ 『架空の読書感想文を書こうの会』という自主企画に参加するために書きました。 ht…

ある日の放課後、教室の中には二人の生徒が残っていた。 平凡な見た目で、いつも明るい運動が得意な少年。 高身長のイケメンでありながら、多才な読書家の少年。 サッカー部がオフの…

高校三年生になり進路を決めかねて親と気まずいまま煮えきらない毎日を送る古海夏名は、ある日学校を抜け出し、のがれるように赴いた公園の片隅に新緑色のバスが停まっているのを目にする。興…

高校入学前夜、俺は妹から告白された。 俺達は普通のごくありふれた兄妹だった筈、いや、最近じゃ寧ろあまり仲良くなかった筈。 冗談？　しかし妹は涙を流した。本物の涙を……。 嫌い…

私には幼い頃から大好きなシリーズがあった。 最新刊を買いに行った帰り道に事件に巻き込まれ、私は読むのをやめてしまった。 でも…本は新しき出会いと再会をくれた。

旅をしている男は珍しい図書館の噂を聞きやってきた。 明かりがない暗闇の図書館で一人本を読み続ける少女。彼女はどうやって本を読んでいるのか？ ノスタルジックな、静かな雰囲気のファン…

小中友達もいなければ恋人もいなかった貧相な青年『楪律紀』。高校に上がってもそれは変わることないと思っていたのだが、お金持ちの同級生『神名部結愛』と出会い、言葉に表せないほどの神名…

月明かり照らす古びた木の小屋の中、死んだように独りで本を読み続ける少年。 いつもどおりの灰色日々の中にふと現れた白い蝶、キラキラと月明かりに照らされたその姿はどうにも神秘的で心奪…

　老舗の出版社である山中出版では年に一度、PFノベル大賞と題された小説の新人賞が開催される。例年千を超える原稿が応募されるこの賞の選考で、ある異変が起こっていた。 　原因となった…

幼馴染の翔平はいつも私の部屋に勝手に上がり込んでくる。 勝手に部屋に入り、勝手に本を読み、勝手に人のベッドで寝てる。 しょっちゅうくっついて来るし抱き付いてくる事もある。 人をぬ…

少女──エリノアは幼い頃から忍者というものに憧れていた。忍者は、かつて異世界から来た者達によって伝えられた伝承上の存在。エリノアは小さい頃から忍者についての本を読み漁り、忍者にな…

短編?です!!　...ﾀﾌﾞﾝ コミュ症で人嫌いな僕の物語、見てくれたら嬉しいです。(≧∇≦)

山での遭難や生還した人の話を書いた本があります。 あまり本を読まないのですが、この本は読み終えました。 その遭難時の人の状況がなんとも自分に当てはまるので、勢いで書いた感想文です…

「この本を読み終えたらにして下さい」 「なんだシスティ。まさかお前、解けないのか？」 　一度読み始めたら止まらない読書癖のある、論理的思考の女学生システィ。そんな彼女に本を読ま…