「文学より 現代ファンタジー」を含む小説

この作品は、現在も僕を気にかけてくださっている方々に、僕の現状を正確に伝えておこうという目的で残したものであるため、僕とかつて関わりのあった方に読んでいただければそれだけで幸いで…

セックストイになってしまう男の子の話 彼は、彼女のことで頭がいっぱいで好きでたまらないのに、彼女はもう一週間もメッセージを返してくれない。男の子は彼女に会いに行くも...?? 現…

しょくぶつさんのせかい、しってますか しょくぶつさんとかに、はだをくっつけたり、すると、なんだかふかいとんねるみたいなところに、いけるのです。 そこでいろいろなおとがきこえるんで…

　共にいるほど苦しみが生まれ、共にいるほど大切なものが壊れていく。 　どんなに好きでも、どんなに愛していても。 　共に幸せを得る未来は、絶対的におとずれない。 　‘’私‘…

はじめに、ヒトがあった。 一万年後、ヒトに三種の痣が浮かび上がった。 美しい薔薇模様を描いたそれに、ヒトは『ゼニス』と名付け崇拝した。 溶け込むような椿を描いたそれに、ヒトは…

幼い頃、青年と夜祭りで遊んだ少女アイ・ニー。 でも大きくなるにつれ、それが誰でいつの記憶かわからなくなり……。 少女が思い出を探す小話です。 ※「文学フリマ京都８」にて無料配…

――その花は、きっとあなたの中にも眠っている。ただそっと、いつか訪れる目覚めの時を待つように。 智佳(ともか)は親友のみなみと楽しく日々を過ごしていた。 しかし、或る日教育実習生…

主人公の神崎美麗はある日を境に不登校気味になる。 駅のホームで学校に行きたくないと切に願った時、周りの人々の動きが止まり、1台の列車がやってくる。行先は『雲』＿＿。 『雲』の世界…

この作品は、運命の糸で結ばれた若い男女の恋物語です。主人公は、東京からやってきたカメラマン志望の悠斗と、舞妓としての道を歩むあかねです。彼らは冬の京都、雪が舞う先斗町で出会い、感…

2度目の洪水から復興し、早数千年。もはやその洪水というものは誰も疑いやしない神話となり、人々の行動規範の根底となった。 ただ、まさかセンティコアとイクチは自分の生きている間に3回…

時代と主人を越えて生きる不老不死のメイド。 悠久の時を過ごした先に彼女が見たものは…。 2023/12/01追記 1000pvを突破しました。 ありがとうございます。 あと、…

舞台は2000年頃のニューヨーク。英文学教授のケイの親友でヴァチカン公認の「悪魔祓い師」でもあるクリストファー神父が研究室に持ち込んだ、奇妙な悪魔憑きの話。神父に依頼され、ケイは…

北欧を舞台にした、現代ファンタジーです。 落ち込んだ少女が、しあわせを探す、ハートフルな物語。 ゆきのまち幻想文学賞・入選作品。 【あらすじ】 降誕祭（クリスマス）の…

【捕食する日々】＃ヒューマンドラマ　人食文化の残る村から救い出された少年。大人になった彼は味のない毎日の中で「あの時食われていれば」と考えてしまう。 【深海の泥】＃現代ファンタジ…

『僕』は、ある時現れた幼い『君』に好意を持った。朗らかだった彼女は、いつしかその明るさを失っていった。『僕』は『君』を見つめる事しかできなかった。なぜなら『僕』は……

三本の巨大な牛蒡が空から降って来たあの日以来、東京の人々の食生活は牛蒡中心。東京在住の“私”は、勤務先の新作コレクション発表会に足を運ぶが……。 ―――――――― 【文学賞…

春夏秋冬のそれぞれ全く違った話の読み切りサイズの物語。 春は、ある古代桜の話。 夏は、ある能力を持ってしまった新聞記者の話。 秋は、新しく完成した最新型図書館の話 冬は、雪だるま…

　巨人伝説研究家、角田六郎（つのだろくろう）は巨人の実在を知る数少ない真の研究家である。 　だが、彼が行く先々には、巨人が実在しては困る常識人達が立ち塞がり、毎回、アレな展開にな…

「言霊という言葉をご存知でしょうか。声の形で発した言葉は、現実に対して影響力を持つという考え方ですが……どうやら彼女の“言葉”が、それにあたるらしいのです」 女子中学生・呉野氷…

私は荷物を抱えて、山に登っていた。