「怖かった」を含む小説

＿＿あの夏の日、私たちは確かにそこにいた。バックパッカーで世界中を旅する蘭は、旅先で高校の同級生だった森下仁からの手紙を受け取る。そこには、仁が病気で余命幾ばくもないことが書かれ…

小学生の頃、アンネ・フランクの伝記を読んでホロコースト関係なく一番怖いと思った部分の話です。単純に怖い話です。 以下の自主企画のために書きました。 【書き下ろしエッセイ募集…

なんかちょっと怖い気がする……ｺﾜｲ !! ｷｬｰｰｰ!!!

怖かったりグロかったりするやつを纏めています。全体的に気持ちが悪め。 ※当社比

私が仕事が休みで病院が開いている午前中。 祖母を整形外科に送迎していた。 ある日、迎えに行くと祖母が出てこない。 そして。

　――それはきっと、運命の出会い。 　その日、虹月から降りて来た機獣が街をめちゃくちゃに壊した。 　学校にひとりで残っていたわたしは、崩れた校舎の片隅で、迫り来る機獣を前に、…

夏のある日の昼下がり、喫茶探偵『四季』に関係者五人が集合していた。 いつものように他愛のない会話が交わされる中で、ある計画が立てられる。 問題児たちは、どのようなハーモニーを奏で…

【KAC20248】かつて眼鏡が怖かった「私」の話。

自分の住む区域で、ヤンキーとしてトップの座を守っていた中学三年生の村瀬縣は、毎日のように、いろんな区域のトップと喧嘩をしながら過ごしていた。ずっと負け知らずだった縣だったが、一番…

ちいさな頃、親戚の家に行くのが怖かった。何故なら、薄気味の悪い霊感話を聞かせられるからだ。でも、大人になって、その力を真似してみたら…

※一話完結。1500字のインスタントホラー。 ※【KAC20243】『箱』参加作品。 ある日、棚から出てきた見知らぬ箱。 空気穴が開いている。 忘れ去っていたその箱は、実は忘れ…

僕は、綺麗なものが怖かった。 僕は、汚れたものに美しいと感じた。 ──【清潔な白色】と出会ったあの日。 それまで抱いていた、僕の中での価値観がまるっきり変わった。 …

幼い頃から、『人間』が怖かった。 だから現実じゃなく妄想の中で『友達』を作ることにした。 彼女の名前はフレン。 俺の大事な、イマジナリーフレンド。

寝ぼけていたのか、夢だったのか、わかりませんが。 怖かったことに変わりはないので、載せておきます。

　初登校初日、俺は先輩にいじめられた。理由は『顔がいいから』 　俺は逃げた。嫌だったから。いじめられるのが怖かったから。我慢が出来なかったから。 　そしてそれから1ヶ月、いざ蓋を…

大学の頃の話。 ホラー小説はこう読むべし（どうやって

　2002年にPS2にて発売された、日本初のオンラインRPG「ファイナルファンタジー１１」に刺激されて書いた近未来SF小説です。 　2002年か2003年に、私が初めて書いた小説…

私の見る妙な夢を覚えていたら文章化！ 闘ったり旅したり、妙なものに出会ったり。 夢の主人公は基本私でない誰かであるのが特徴です。 夢に妙に現実感があるので実はちょと怖かったり。…

私はベトナム反戦世代だ。国会にデモにも行った。テレビに映る悲惨な映像に胸を痛めた。沖縄から飛ぶ爆撃に悲しい思いと怒りを覚えた。日本の憲法は軍事同盟条約より下にあるのだ。 仕事柄…

高2の少年、霧島呉人（きりしま　くれと）はカノジョの大崎柚季（おおさき　ゆずき）に浮気をされていた。その現場を目撃して絶望した呉人は、自殺をすることで柚季を後悔させることを決意す…