「不条理短編」を含む小説

森へキノコ狩りに出かけた私は、いつのまにか見覚えのない深い森の中に足を踏み入れていた。疲れていた私は、森の中の丸い広場の中心に生えていた毒キノコをかじってしまう。すると私の笑い声…

不毛な作業に、理不尽な仕打ち。いくら罵ろうと、呪おうと、一日はまた始まる。

勢いだけで書きました。 深い意味はありません。

【カクヨムコン2023短編賞応募作品】 ある日、周りすべての人の顔が「ずれ」て見えるようになってしまった律。 いくら休息しても治る気配はない。 この「ずれ」の正体って、いったい…

以前こちらのサイト以外のショートショートコンテストに応募して箸にも棒にも掛からぬ結果となった作品を少し手直しして投稿いたします。色々な理由でクラシカルな雰囲気の喫茶店を描写したく…

好奇心濃いめで緊張感薄め、危機感ゼロめで生命線短めの女子高生二人組が、町のあんなお店やこんな施設、あんな廃墟やこんな葬儀場におじゃましちゃう！不穏で楽しいほのぼの街ブラ怪奇譚。

目を覚ますと、白い壁の部屋にいた。 大きな窓を覗きこむと外は果てしない大海原だった。いったい誰が、何故、私をここに閉じ込めたのか。 私はこの白い牢獄から解放される日がくるのだろう…

妻と三人の娘に囲まれて幸せな日常を当然、不条理なループワールドに閉じ込められてしまいます。原因をつくたのは当の主人公なのですが、大学時代にお在籍してたＳＦ同好会の友人からのアドバ…

爪の周りの皮膚をイライラするとめくってしまう筆者が、悪化した部分を放置しすぎてどうしようもなくなった話

悪戯レベルから命に関わる出来事まで、次々とわたしに降りかかってくる災難の数々。 そして事後的に、それらすべてを無効化してしまう魔法の言葉――。 ※この作品はブログ【泣きながら一…

Aが目を覚ますとそこは広い地下室だった。モニターに映る宇宙人と名乗る男は、Aと他に拉致されてきた人間たちに「リミナルスペースから脱出したければ出口を探せ」と言い放つ。だが不気味な…

短いミステリーです。 世を儚みビルから身を投げた男。 何故か地面に落ちる事は無く天使が近づきクイズを始めるが……

使命なき男が迷い込む、60秒の不条理空間

短いミステリーです。 エレベーターに乗り込む主人公と魅力的な女性。 住居である10階を目指すが急なトラブルによりエレベーターは止まる。 最後の結末は……

迷惑上等！――迷惑系ユーチューバひろしのもとに、不穏なアカウントからきな臭い迷惑の依頼が……。 真の迷惑とは何か？　それ以前に「系」ってなんなのか……？ ※この作品はブログ【泣…

列車で寝過ごしてしまった〈私〉は車掌の反対を押し切り、終点駅に降り着く。しかし町は異臭が漂い、汚物が放置され、暴力と性交ばかりの『醜悪の町』だった。町を囚人のように連れ回され、自…

もしも自分が把握しているものが、”それ”ではなかったら…？ 自分が把握していると思いこんでいる現実世界の危うさを軽〜く表現しました。

一話完結の短編集。悪夢を見ている時のような、奇妙で不条理な話。