「月 日常」を含む小説

白刃に月光がキラリと光る。雲の隙間からもれた光が、一瞬の勝負を決めた。振りかざした刀を鞘に収める。 俺は女が苦手だ。見ているだけで全身が痒くなる。目が合うだけで胸の鼓動が早くなる…

2011年10月。妻がアラフォーにもならないうちにこの世を去った。ガンだった。結局、何もしてあげられずに逝かせてしまったことを、僕は今でも悔やんでる。だからこそ、この子は、美智果…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

4月から高校生になった主人公の釣畑美羽(つりはたみはね)。また会いたいと思っていた人と出会ったり、前の席の人を好きになったり…。勉強、友達そして恋愛…。青春の真っ只中の美羽はどう…

ある日ゾンビが現れて、パンデミックが起こったけれど、世界は終わってくれなかった。 連綿と続く日常の中、母親がゾンビになっても泣かなかった高校生の「僕」は、罪滅ぼしに「僕」と十…

応募要項の下限枚数、４００字詰め原稿用紙換算２００枚以上を、スニーカー大賞の当時のワープロ原稿基準４０×３０字なら６７枚以上書けば満たすと当時は思っていて、改行や空白行をたくさん…

舞台はとある高校の文芸部。 ライトノベルが大好きな先輩と、本を読まない可愛い後輩の物語です。

【連載中エピソード】ｉｎｔｅｒｍｉｓｓｉｏｎ　４　僕がここにいる理由 高校に行ってミアキや広乃、リヒトらに声をかけられまくるユウスケ。何故だろうと思っていたら放課後、帰宅と思わぬ…

天宮 奏(あまみや そう)　17歳　12月25日生まれ 友達が少ない。非リア。頭は中の上程度。運動は苦手。 伊藤 慶一 (いとう けいいち)　18歳　4月15日生まれ 学校一の…

　キヨコさんの本屋はかなり特殊だ。そこはもはや、本屋とは言えない。何しろ、ほとんど客は来ないし、店主には本を売る気がない。それに、キヨコさん自身も変わっている。彼女は意味もなく角…

月の人々が独立戦争をしかけ、地球に投石を繰返す世界。それでも日常は続き、皆それに慣れてしまった。そんな中、月への反感を強く持つ主人公の「俺」は、ある日黒縁のハガキを受け取る。それ…

4月の春から高校生になった主人公・日高小梅。唯一の親友とくだらない話をしたり、少し複雑な恋愛模様があったりなど、絶対に共感できる部分のある、ほのぼのして少し深い日常を描いた作品。

日中はサラリーマン、ネットでは凄腕シューティングゲーマー、「高槻律」。 色っぽい雑誌モデルとしてそこそこの人気を持っている、「花堂柚月」。 二人は高校時代からの親友で、世間には…

２００３年４月１６日に書いた詩です

【クソ-エイム】…照準がさだまらないさま。 日常のあらゆることがクソエイムになる主人公は 人生ハードモードでなにをやってもうまくいかない！！ ↓前回の投稿↓ 『異世界転生すら…

虹色に溢れた部屋の中で、少女は今日も生きている。この部屋から出たら死んでしまう奇病を罹う彼女は、ベッドサイドの薄紅の小さな花と部屋を満たす大輪の虹の花を見比べ、思う。 私は、どち…

「なあ、一ヶ月だけ、アルバイト、しない？」 後ろの席の少年は、ある日、突然、彼にそう声をかけた。 つまらない毎日。 変わらない毎日。 それが、少しずつ、変わっていく。 色味…

　私立剣城ヶ丘高校に通う一年、月城正汰。 　彼のこれまでの人生は至って平凡。当たり障りない毎日を過ごしていた。 　ある日、母に自宅の庭にある倉庫の掃除を頼まれ、そこで見覚えのな…

『月十夜　掌編集』（https://kakuyomu.jp/works/1177354054888874071）のスピンオフです。 「機械の見た月の話」「雨上がりの月の話」に登…

学生だった頃、こんな会話しませんでした？ ※2020年２月16日追記 この先の更新日時が不明の為「完結済」としておきます。 再開時は近況ノート等でお知らせする予定です。