「ただ語りましょ～」を含む小説

女子ドルのオタ友として出会った「あいこさん」と「おれ」。脳動脈瘤を抱え、突然死するかもしれないあいこさんに、看取りと死後の後始末を依頼され、田舎の一軒家に同居することになる。そし…

「いつも素っ気ない態度で接しちゃうんだけど、本当は恥ずかしいだけで、伊織君とは昔みたいに仲良くしたいんだ」 そう語りかけるのは、今年一緒に同じ高校に入学した幼馴染みの女の子、結…

ふと、誰かに怪談を聞いてもらいたくなった主人公。 誰に向けて話しているのかもわからないまま、ひとり怪談を語り始めた。

　月華帝国の女帝・嫦娥は、かつての親友・玉兎の裏切りに心を閉ざし、毎夜、無辜の女性たちの魂を吸い取る残虐な習慣を続けていた。そんな彼女の前に現れたのは、星読みの少女・蓮華。彼女は…

米は美味い－美味いものには価値があり、リスペクトすべきである－そんな思想を持った「男」が、ただひたすら米に対する想いを心中で熱く語りながら、飯を食す。ただそれだけの物語である－

第七回こむら川小説に投稿させていただいた『夜明けの道』の創作語りと後日談です。

陸上部の小日向小夏は部活をサボる常習犯。ある日、部活をサボって教室に戻ると、あなたが一人で教室に残っていた。ひょんなきっかけからサボり同盟を結ぶこととなり、教室や保健室、帰り道な…

アバルカスという街に、ブロントスという店がある。 夕方から深夜にかけて、三部構成でディナーショーを行う店だ。一部は歌、二部は音楽、三部は語り。 語り部であるバルドゥィノが、今年も…

　山の中腹にある一軒家で暮らす「私」。彼女の悩みは、夜中の侵入者が絶えないことだった。

通り過ぎ 振り返る ふと思う あれは何だったんだろう？ ※すべてフィクションです 怖い話に該当するかと思いますので、苦手な方は回れ右です 作者の区分としては「奇妙な話」です …

元気で明るい陽光（はるひ）。 アンニュイでダウナーな月光（つきひ）。 二人は双子の妹達。 二人は常に一緒で仲が良い。 けれど性格や好みの違いから、どうでもいいことで対立する。 …

具体的な曲の解説や、アーティストの説明は極力行いません。 それよりも、著者である自分や、多くの聴き手にとってどんな意味合いが有るか、どんな理由でそれが掛け替えの無い存在になってい…

これは私がまだ佛教大学の学生だった頃に 体験した話です。仏教と一言でいっても、 実は様々な流派があり、本来うちは幽霊の 存在を認めている訳ではなかったんです。 でも、実際に色んな…

｢破滅フラグの原因が魔剣に起因すんなら、まず魔剣貰わなければ良いのでは？｣ 魔剣と魔法が支配するゲーム【剣と魔法のイングリシア】の世界に転生した俺は、そのゲーム最強キャラの【…

なんの才能のスキルもない主人公。 しかし自分語りが長く、その回想中に敵が攻撃しないことを知る。 この回想を続けていれば、仲間の攻撃時間をかせげるかも！ ↓前回の投稿↓ 『民主…

砂川和紗（さがわかずさ）は、主人公の高校時代のクラスメイト。 一緒に過ごすことが多かったものの、友達以上の関係になれないままお互い別々の進路を選び、交流が途絶えていた。 だが、社…

　江戸時代。とある藩に島田正之助という男がいた。彼は齢にして六十、子はおろか孫にも恵まれた傍目には理想の隠居生活を送っていた。 　しかし彼の目にはいつも暗い光が灯っており、時折…

　別によー、自分の語りたい事ここに載せればよくない、と思うことしばしあるのさ。まあそうだけども、焦らす事もまた一つの作り方。分かる最低限を出して、次第に小出しにするのも、作品の作…

　ちょうどxx年前、キノコ山（仮名）で真夏の夜に目撃された臭くてエロ怖い光景を、カクヨムオンリーのフィクションとして、ここで初めて語ります。

百物語の十三話目。３回生の高畑は語り出す。「生臭ものって言葉、ありますよね。「不浄に近付く行為」はよろしくない、ということなんですよ」