「ショート・ショート 純文学」を含む小説

バックパッカーで世界一周を目指して旅をしていた聡子。 なんのために旅人をしているのか？ そんな事は考えずにベルギーまでやってきた。 その街で聡子が受けた屈辱。 その晩みた夢。 …

＊1話1分、完結まで10分程度で読める短さです。 律くんは365度どの角度から見ても完璧な男だ。彼と結婚すれば人生花丸、順風満帆、絶対的な幸せが約束されている。 それなのに、プ…

1話5分程度で素朴な美だったり、人生の真理を描きたいと思います。 短編集なのでお好きな話からどうぞ。

この世の物体すべてを敵味方に分別する男、絵根見田友郎の敵味方遍歴から学ぶ超・整理術。

餅は餅屋、米は米屋。 その昔この国には、何から何まで米づくしの商店街があったという。 信じるか信じないかは、おかず次第です。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】に…

何がどうなってもいい。 そう、命に別条さえなければ……。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　http://tmykinoue.haten…

童貞吸血鬼と昔血を吸われた仲の女が会話をする話。 時間に見捨てられた男と、時間の中を流れゆく女が再び出会い、成長した女に敵わないと実感する。

ある平凡な夜。「私」はあるものをじっと見つめ、考え込んでいた。「私」の見つめる先にあるものは……？ 人の死を想う作品です。

SFのショートショート。題名はきっと読めないと思うので、｢いちじくせんしゅう｣ですね。 これは人類の始まりと終わりの話。

僕は正月に一人、ライトバンを走らせて川原に向かった。堤防に座ってサンドイッチを食べながら、ただ静かな川の流れを見つめていた。するとそこで、背後から「ワン」と犬の大きな鳴き声が聞こ…

壊されるより壊れたい。 壊れるより壊れかけ続けたい。 Let's keep on breaking!

優しさの意味を問う……フリをしていっさい問わないバイオレンス・ノベル。 時すでに遅し。あとの祭り。

夏にぴったり爽やか鬱小説。 3000字弱でステレオタイプな夏に連れて行ってくれます。 pixivのBOOTHでこの小説のあとがきと雨時時雨さんがこの小説にあてて描いてくださった…

昔々あるところにうさぎとかめがいました。

私は休日、喫茶店のテラスで読書をしていた。そんな中、ウェイトレスと会話をし、私は彼女があの人に似ていることに少し心がざわつくのを感じる。

現代における人間の絆 貴方は隣人への挨拶をしていますか？

私は海外旅行中、羽目を外しすぎてしまった。 犯した罪に対する罰は四十時間の労働刑。 自動販売機の中の人になる事。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：naro_nar…

人間には二種類しかいない。 戸袋に引き込まれる人間と引き込まれない人間だ。 本当に、どちらかしかいないのだ。 そして前者の筆頭が戸袋ひろしである。 史上空前の「名前ありき」小説―…

ある家に住む少女、夏菜子。彼女は母親が好きで、ツバメが好きで、自分が嫌いな女の子。 彼女の夢はきっと尊い。