「短編し」を含む小説

10年来の幼馴染が突然、秘密を打ち明けないと出れない部屋に閉じ込められました 短編賞創作フェス『秘密』の短編です。 会話のみで400文字ピッタリです。

俺と幼馴染の片桐（カタギリ）詩結（シユ）は友人の謀略により体育倉庫に閉じ込められてしまう。 そこには『黒ひげ危機一髪をクリアしないと出られない部屋』と書いた紙と黒ひげ危機一髪が……

ある冬の夜、仕事から帰ってきた私はお風呂に入ろうとしたが―― 何故か給湯器がおかしい。 「給湯温度を　変更します」 謎の音声をひっきりなしに鳴らす給湯器。 そこから始まる、ま…

向かってくる暴走トラック！ 待っているのは「最強としての異世界転生」！ どごぉん！ 「ふぅ、危機一髪でしたねぇ」 そんな山田太郎（コンビニ店員）を拳で邪魔してくるのは、金髪碧…

いつからメイドとして働いているのか、なぜここで働いているのか、もう忘れてしまった。 自分の名前も、もう覚えていない。 だけど、もっと大事なものを忘れている気がする――。 …

村の井戸が急にダンジョン化した！ ダンジョンは魔物が湧き出る危険な場所だが、同時に不思議な道具や金銀財宝が転がっている夢のある場所でもある。 村人たちは自分たちが入るのではな…

男は、最愛の妻を看取った際に大きな後悔を抱えていた。死にまつわる強い記憶が隙になったのだろう。そこにつけこみ自らの領域へ引きずり込もうとする異形が──口端を吊り上げた。

子どもの頃からノートに記録をつけている。 誰にも見せたことがない秘密の手帳。 ほんの少しのストレス発散。 ※この物語はフィクションです。実在の人物、団体等は一切関係ありません。…

左右の眼球をくり抜かれた遺体が発見された。 時を同じくして、一人の女性が警察署を訪れた。 “息子の様子がおかしいんです。 見た目は息子と瓜二つですが、何かが違うんです。何かが―。”

父と年末に話していた時の流れをまとめました。こうやって世代間ギャップって生まれるんだなあと実感した話。

カクヨムWeb小説短編賞2023　参加作品。 三題噺というより、五題噺ですけれど。

自称『普通』の旦那と、そういう欲望が昔から薄い私。『異常』という言葉を投げつけられた人間の、どうしようもないやるせなさの話。

妻との関係が冷え切っていた俺、小さな映画館で映画を見る、その映画に出ていたのは、あまりに不幸な少女 でもそれは。

大学生の“私”は宛もなく街を歩き、映画館にたどり着く。そこではモノクロ映画が上映されていた。“私”は、スクリーンに映し出された女優に恋をしてしまう。 ※※※百合(ガールズラブ)で…

クロノヒョウさまの『お題でカクコン挑戦』企画参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330668430404155 AIの技…

クロノヒョウ様の企画です。 「ミニシアターで恋をして」 よろしくお願い致します！

クラウドファンディングで勝ち取った推しと観る試写会。 僕の隣にはずっと推してきた君がいる。

　河合真人は高一の夏、たまたま入ったミニシアターで『ローマの休日』を見て、恋をした。『ローマの休日』という映画そのものに。 　高校卒業後『MTMここてい』で働きながらひとり、人形…

彼に突然別れを告げられた私。 ミニシアター巡りが好きだった彼の影響は、今でも私の中に残ってる。 彼の事、全部忘れようと思ったのに。 ある日、会社帰りにふらりと立ち寄ったミニシアタ…

『青薔薇は魔を招く』 ……巷ではそう言われているけれど、僕はそうじゃないって信じていた。 「幸せの青い薔薇」って僕の死んだお母さんは言っていたから。 吸血姫と僕っ子の百合なら…