「ブロマンス 短編」を含む小説

後輩から貰った彼の父親の形見であるタバコ。 そして元カノが残した甘い香水のジッポ。 故人の味を噛みしめる。 その五感、全てで。 長編も書いております。 宜しければお…

『青夜の灯台守』についてのあとがきを兼ねたこぼれ話と短編置き場です。 そのうち短編が2、3本増えます。

ユン:衛星の内部に造られた都市に暮らす十歳の男の子。体格は貧相で気が弱く、落ちこぼれすれすれ。 ゴーシャ:ユンの幼馴染。彼にはざっかけなく文句ばかりでいるが、本心ではそうでもなさ…

警察省の非違検察課に勤める警察官バディ北瀬と那世は、諸事情からオフの日に一緒にバレンタインのチョコレート催事場を訪れていた。 目当てのチョコを買って帰るだけ、北瀬はそう思っていた…

殺人鬼と新興宗教のカミサマふたりの逃避行です。

　鳥取の高校生、白田天空は不完全燃焼のまま、高校バレーを終えた。地方の中堅高のため、有名大学や強豪実業団などからも特に声がかからなかった。バレーをやめようかと思ったとき、ある男か…

大学生の「僕」と親友である「彼」が、映画鑑賞やカフェでの時間を通じて互いの本音を語り合い、関係を深めていく物語。 「僕」は自分の外見や性格についてのコンプレックスを吐露し、それに…

食と人生をテーマにした短編集です。 発端はひとつの死。 そのまわりにはそれぞれの人生と日常と、美味しいご飯。 ◇別サイトでも連載。 【１】 『いつかの食卓』 ひっそり付き…

〈雨の町の部屋〉の主人の男の子、クラウは自分の〈部屋〉をホテルにした母親を憎んでいた。ある日、同じ〈部屋〉を外に開放している〈夜の町の部屋〉に友人と訪れ、その美しい夜空に心を癒さ…

【note創作大賞最終候補作】 19歳大学2年生のミライくんは、1年半の片思いの末、カフェの店長ユキヒロ（ユキさん）と恋人になる。 ユキさん宅の近所には、マイケル・ジャクソン（マ…

【完結済】維帝統治の世、本永十八年。”厄災を招く子”と予言された少年は、十五年もの間、閉じ込められていた。友人との出会い・別れをきっかけに、なぜ自分が”厄災を招く子”と呼ばれるの…

隣の席の変なヤツ、五百井蘭太郎。 なぜか俺は、毎週こいつとラーメンを食べに行っていて──

ある国の王子と従者の物語。 この国の王族には侍童《じどう》といって、子供の頃から主従関係を結んでともに育つ近侍を選ぶ風習がある。今の代の第一王子リオナールにもヤヌスという名の侍童…

少年たちが剣技の鍛錬をする修練場。そこが何者かによって荒らされた。少年たちは犯人を見つけることができるのでしょうか。 この作品は連載中の「救世主症候群シリーズ」の「特務予備隊…

雑多で混沌とした街《旭街》は合法、違法、罵倒、暴力、なんでもある。薄暗い路地裏ではいつもだれかが笑っている。 死体を《商材》と呼ぶ青年・灰（かい）の店に、幼馴染の情報屋・白蓮（…

世界的調査会社BLENDに、悪名名高い民間軍事会社の元兵士が入社することに。 BLEND社で働くニムは、この元兵士と友人になるよう社長命令を受けてしまう。 不名誉な「白アスパラガ…

俺のことを忘れてしまった恩師は奥さんを亡くしたらしく、元いた町を出て灯台で何かをしている。何をしようとしているのか、これから『先生』はどうなるのか。 見守るしかない青年と、祈る…

波乗り仲間から「人魚」と呼ばれる美しい男を、ひょんなことから陸に引き上げた男の話。 （2話、3話はその後の2人のおまけです） 第七回こむら川小説大賞に寄せて お題「光」

人を観察して過ごしていた僕は洸平と友達になって別れた。それだけ

出会ったら前世の記憶（江戸末期〜明治初期）が蘇り、現代と記憶の違いに戸惑いながらも生活しています 1話完結方式です