「ある種の、」を含む小説

この本はある種の麻薬 絶望を娯楽に変える覚醒剤 強成分が含有されておりますので度々摂取を控えてください ・1話1000〜2000文字 ・誤字脱字などがありましたら教えていただ…

同じシーンを何度も書く。今回は視点を変えてみました。ある種の「藪の中」小説です。 他サイトに以前公開したものからセレクトして並べました。一話あたり1000文字未満となっております…

創世主「ミア」は星に命を産み落としては失敗、産み落としては失敗を果てしない回数、果てしない年月繰り返し自分にとっての成功を目指す。 そもそも成功がなにか、すら分からない彼女は自ら…

拙作『銀のベナンダンテ』本編の、第5章と第6章の間に入る予定だったエピソードです。 私なりに「復讐」について真剣に考えて書いています。 途中どうかという展開もあると思われ、また決…

昔ブログに書いていた詩のようなものを載せていきます。 そのブログはもう閉鎖されて無いので、ある種黒歴史的に恥ずかしい内容ではありますが。 少しでも、誰かに気に入ってもらえればと思…

　高校一年も終わりの春先、僕は一通の手紙を受け取った。 　下駄箱に入っていたそれは、もしかしたらラブレターなのかもしれないけど差出人の名前はなく。 　そのかわりなのか、一部の人し…

女子中学生の島﨑尚弥は地毛が金髪だ。そのことで周りからも、大人からもとやかく言われながら育ってきて、今も尚、とやかく言われる。 男子中学生の島﨑香折は人と目を合わせることがどうし…

　表題通りのエッセイ。 　カクヨムポスト１００本記念であり、同時にネタ詰まりの窮余の一策でもある。 　 　貴方にとって『文章を書く』とは何ですか？ 　僕にとっては。治療で。自己啓…

　僕こと砂川（すなかわ）は―かつて亡くなった幼馴染の圭子（けいこ）が忘れられない。 　だから。僕は彼女が好きだった海へ行って。その砂浜の砂で彼女の像を塑像する。 　これはある種の…

”魔災蟲”と呼ばれる怪物と、人類が戦闘を繰り広げている世界。 フォーランズ帝国軍のスラム上がりの伍長ジン・グリードは、名誉欲で命令無視を繰り返した挙句”戦争欠乏症（ウォーレス）…

　俺は雷に撃たれたはずなのに― 　１４の頃に戻って来ていた。眼の前には『この世界』に居たはずの俺の死骸。 　 　俺こと神崎鳴（かんざき・めい）は雷に撃たれて、過去の可能世界の一つ…

　小田の『リハビリ生活』を切り取ったエッセイ。 　ある種の日記代わり。これを振り返って「クソみたいな生活してたなー」って思える日は来るだろうか？ 　いや…俺が頑張らなきゃ来ないっ…

今までとにかく真面目に生きて来た夫婦。 騎士団長を務め、国の番人とも謳われる自慢の旦那。 そんな夫を支える、貴族令嬢の鏡とも噂される妻。 だが本人達はその“完璧な外面”を作る事に…

仕事帰りの喫煙室で偶然に彼と一緒になった。 社内でも有名なヘビースモーカーの彼だが、不思議と上司からの注意などもなく、ある種、社内で有名な人である。 先程まで怪談物の企画会議をし…

　中学を卒業した久遠寺和馬は、かねてからの夢であった探索者としての道を歩み始める。 だが、１５年前、世界に突如として現れたダンジョンはある種の処分場も兼ねていたため、人々の探索者…

　歩いていたら、足の裏にある肉刺（マメ）が潰れた。 　それはある種のメタファーだ。俺が人生を歩かない理由の。 　俺は仕事を辞めた。今年の春先に。 　特に理由があった訳ではない。…

　全ての事象に意味を求めがちな主人公・山田は、意味の無いことを追求する西塔の行動が理解できなかった。 　理解できないというのは控えめな表現で、もっと言ってしまえば理解する気がそも…

誰もが知る七夕の話。 隔離病棟の姫の噂を聞きつけた新人の「彼女」は、軽い気持ちで噂の真相を探ろうと同じく新人の「彼」と隔離病棟の見回りへ向かう。 そこで待ち受ける真実とは。 大…

　パーティーの中で異端者として何もかも剥奪され遠い地の果てへ追放されたレオン。気高く美しき女神の意により導かれ、神々と人とが近しき異世界、ウェンディスへの扉を開く。ウェンディスに…

一昨年からコツコツ書いて詠んでいた俳句と、その時の情感を編纂し、二十句連作にまとめました。 それがこの「薄明ノあと」です。 季節は七夕〜早梅が咲くまで、旧暦太陰暦２４節気だと…