「主人公は勇者じゃない」を含む小説

女勇者が魔王を倒し、半年の月日が経った。平和を享受する勇者だったが、危機は意外なところからやってきた。勇者の証である聖なる鎧が、太りすぎで身に付けられなくなってしまったのだ。ダイ…

勇者の従者で、器用貧乏だけが取り柄の気弱げな美少年トルル。 はじめて訪れた街で彼は、いつの間にか勇者として街の命運を賭けた決闘に挑むハメになる……。 しかもその相手は、魔王軍最…

「戦争、領地、めんどいわ。そんなんのために働きたくない」 学園で常に優秀な成績だったルシェルは卒業すると、国にスカウトされた。 しかし国の考えと合わないと察したルシェルは、同じよ…

≪脳筋退治屋は、辞めたい勇者を退職に導く！≫ 勇者は負けない、勇者は誠実、勇者は優しい、勇者は困っている人を見捨てない。どれも誰もが描く勇者像だ。 逃げた牛だろうが猫だろうが…

我が魔王軍の女幹部が全員離反した。 それも全員が勇者側に寝返るという最悪の形で。 唯一残ったのは秘書の幼馴染みだけ。 ラブコメになったらいいなぁ……。

「俺は追放されたのだ……」 その者はそう思い込んでしまった。魔王復活に備えて時の止まる異空間へ修行に出されたまま1000年間も放置されてしまったのだから……。 魔王が勇者に…

　俺はガーゴイルである。名前はまだない。 　 　ただ、俺には何故か前世の記憶がある。だからと言って特別に何か出来る、と言うことも無かった。 だって、基本石になってるからね。侵入者…

　ブラック企業に15年間勤めていた俺は、とうとう限界が来て過労死してしまったらしい。 　そして、気が付けばよくわからない場所にいて女神なんてものがいた。そして、ラノベでよく見る展…

いじめられて、しかも神様に最後の一押しをされて死んでしまった古仙蒼真（17）。 最悪な神様に当たって、生存率0％の世界へハンデを抱えて転移することに…。 転移先の世界の女神様…

宇宙船で地球から見知らぬ惑星に連れて来られた女性、『精霊の声を聴く者』サクヤ。 サクヤは地球よりも穏やかに発展した世界に驚く。そこは科学と精霊の力が融合した世界だった。その精霊の…

　――広大な世界‟ロスワール” 　そこは人間の他にエルフやドワーフといった種族や魔族が住み、地上には魔物が徘徊する危険な世界で、住む者は剣や魔法といった技能を駆使して毎日を強く…

売られた私は、勇者という人間兵器に強制クラスチェンジ。 寿命を短くするのと引き換えに、力を得る？ ねぇ、神様。それってもう呪いって言って良いですよね？ 魔王を倒したら、短くなった…

魔王討伐を目指す一行、勇者と聖女はパーティ内恋愛をしていた。討伐がなった暁には結婚しよう。そして2人は結ばれた。しかし、聖女セシリーンが夢見た希望と安らぎに満ちた幸せな結婚は訪れ…

突如来訪した『宇宙人』により、人類は『魔法』という超常を扱えるようになった。九九％の人類が『マナ』と呼ばれる『魔法』の源を持って生まれるように恩恵を与えられた。ただ、『魔法』を使…

チートじみた能力を持つエルフの美女、アイリスとして転生した主人公(男)。世界を旅する為に故郷を離れるが、勇者たちに目をつけられ、渋々彼らを鍛えてあげるハメになる。アイリスは旅を続…

転生勇者ミオの率いる冒険者パーティは、ダンジョン探索の途中で宝箱を発見する。 中から出てきたマジックアイテムは、エグい露出度のスリングショット水着だった。 すぐに前世の知識で正体…

　勇者を批判する兵士。 　だが、彼は本当は勇者の隠れファンだった。 　そのことを隠す彼の笑える日常。 　何年も前に書いた作品ですが、楽しんで頂ければ幸いです。 　人気になったら…

ただ、好きに生きたかった。好きに生きたかったから社会人になったというのに、家族からの監視のような連絡や問いつめを受け、さらには追い討ちのような弟からの蔑みの電話。 家族からの説教…

私は凶悪な魔物が闊歩する森で迷子になった。 生肉を両脇に抱えながら、死んだ幼馴染みの「アキラは方向音痴なんだよ」という言葉を思い出す。 そもそもの始まりは、私が３人目の勇者とし…

　とある勇者一向が、魔王と邪神を討伐してから百年後のこと。 　世界は平和になるどころか、かつてない危機を迎えつつあった。 　ある大魔王が、今まさに世界を闇に包もうと暗黒の儀式を…