「薬？」を含む小説

某賞出してだめだったものですが、読み返すと新規性は乏しい。

　人間と亜人が混じって暮らす街、「ダイバーシティ」。種族間の確執や差別に振り回される者達が後を絶たないこの街で、「亜人相談事務所」の主であるラムロンは舞い込んでくる依頼を日々解決…

ドライグ王国の辺境の街、ニーベルンにドラゴンテイルという錬金工房がある。 その工房主の名はレティシア。 彼女は不思議な特殊能力『未知なる記憶』を使って錬金を行う古代人の末裔であっ…

人間関係をそこそこに生活していた並木大河。高校に入学して一か月ほど経過した際、彼が所属する１－Ａのクラスメイトたちは、ある日現れた教育実習生に飲まされた謎の薬の影響で、隣の席の異…

　俺――久保和志（くぼかずし）は、治験のバイトで食い繋ぎ、どうにか暮らしてる準ニート。 　一人暮らしのアパートに看板掲げて、便利屋稼業みたいな事も始めたけど……こんな取って付けた…

お約束は四百文字のエッセイで一話を噺という形にする。このテーマで二十噺を書きました。全身脱毛、漫画を買う、たこ焼き派閥、同伴、温泉旅行、筆記用具、誘われた先、共通の趣味、元カレか…

10月31日 山奥の別荘 人の顔をした大きなカボチャ ドクロのルームランプ 魔女のコスプレ 大学の友達５人 ハロウィンパーティ 「皆で楽しみだねって話してたのに」 部屋 血だ…

『真識人（ましきびと）』それは、生薬学をはじめとした自然療法を得意とする日本古来の民族。 自然に溶け込み、調和し、生きとし生ける者の生命力とその流れを感じ取る。そして彼らの手は、…

お年玉をつぎ込んで惚れ薬を手に入れた私。 後はこれを好きな人の給食に入れるだけで……!? ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

ノラン・グレゴールは最前線の最終門番である！ーー歴代最強の勇者と名高い「エリオット・グレゴール」の兄である「ノラン・グレゴール」はただの国境警備のおっさんである。ただ、弟について…

〝神絵師の腕が食べたい〟 絵描きが、上手い絵が描きたいなぁ、という思いで口にするジョークのようなもの。 漫画家の青年・紙坂賢（かみさかさかし）も、そんな願望をもつ者の一人だ。 …

アラベラ・アンドリュースは名門公爵家の長女に生まれ、五年前からナヴィスの王太子サディアスの婚約者だった。 しかし王国に蔓延した流行り病を癒した聖女エミリとサディアスが愛し合うよう…

王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。 カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。 この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに…

繁華街の外れにある古びた2階建ての薬屋、ひいらぎ薬舗。そこの3代目若店主、柊将臣のもとに1人の少女が訪れる。 『ねぇ、簡単に死ねるお薬ちょうだい』と。 とぼけている癖に面倒見…

　傷を癒してくれるのが必ずしも薬剤とは限らない。時間に身を委ねればいつの日か古傷となり、自らの手で傷をなぞれば痛みに慣れていく。 　彼女の傷は薬では治らず、治せるのは彼女だけ。…

「この薬を飲めば、人生をやり直す事が出来ます」 とある国のとある街。ある夜に、踊り子をしている彼女の元へ、軍人の青年が訪ねてくる。 彼女には、秘密があり、自分を生きる事をやめた…

永遠に続くということは、良いことばかりではない。

森の上空を飛んでいた竜のルシーダは、突然何かに傷付けられた。人間の姿になって森へ落下した彼女は、落ちたその場から離れようとしたが、そのまま倒れてしまう。 そこへ旅をしている魔法使…

「この秘密の薬を塗って半日もすれば大丈夫！どんな傷も治るからね！」 　母方の祖父には、一つだけ得体のしれない点があった。 　切り傷も擦り傷も、骨折や脱臼さえたちどころに治ってし…