「詩 鬱」を含む小説

どうせこれを描いているときは正気ではないのでしょう。まともに存命を観たら、頭がやられます。このところの残暑のように、低気圧のように、色が失われた廃墟然とした視界で、機械的に安楽死。

鬱ですね。鬱ですか。そうですか。鬱は今日ですね。今日は晴れていますか。晴天は鬱ですね。私は鬱ですね。蛙は鬱ですね。視野が鬱ですね。

自家中毒にならないように毒を撒く悪辣さとでも言おうか、これは私の自己治療の試みなのだろう。

混乱した動作が終息を求めて騒ぎ立てる。空想が頭蓋の内側を掻き毟る。朝がその性質上自身の醜悪を強調する（よくあるように）ために、それらの景色は呼吸の邪魔をする。

意志が甚だあいまいになり、何も把握できない状態で書かれたような気がするし、それよりは明瞭であったかもしれない。

日に日に遠くなる思い出と 儚くなる現実と 薄れてゆく自分の存在 ※緘黙（かんもく）とは「場面緘黙症」のことです。極度の不安により、話せなくなったり固まったりしてしまう障害のこと…

詩が主です多分。

頭に浮かんだ気持ちやら何やら、 少し暗めにつらつらと。

(クソ)ポエムが多いです。鬱っぽい。偶に短編など。