「真っ黒け」を含む小説

名前も容姿も真っ白な彼は…本当は真っ黒なのです。

　気が付いた時には見知らぬ場所にいた。周りには複数の女性達。そう、私達は《聖女》としてここに呼び出されたのだ。だけど、そこでいきなり私を悪魔だと剣を向ける者達がいて。殺されはしな…

顔を覚えられない私に、つかず離れずいてくれる、真っ黒マン。 真っ黒な彼は、私の生き方を変えてくれた――。 ※この作品は、他サイトにも掲載しています。

ミルフィナ王国の王女ブランシュは、幼い頃から婚約していたノワールと結婚するため、アクトゥール王国に輿入れした。 先王が崩御してノワールが国王となったのだが、アクトゥール王国は真っ…

真夜中、真っ黒なボディスーツに仮面を付けた女怪盗。 その名は、怪盗BLACK:LADY‼︎ 相棒のキースと共に華麗に美術品を盗む出す!

自宅に、真っ黒な封筒が届いた。 中を見ると、投資の話が書いてある。 絶対に儲かるとあるが、詐欺だとするともっと巧妙に作るはずだと思われる。 興味を持った主人公は、話ぐらいは聞い…

「本音と建前を知るアプリ」 それ、小学生には好評でも大人には不評。なぜか、わかりますか？そして子どもの無邪気さが…こわっ！

　ちょっと霊感があるだけ。とにかく日々平穏に暮らしたい天使（あまつか）優里、高校1年生。 　通称“死神”と呼ばれる冥界の役人、クロとともに、夏休みの京都を舞台にした、人間界と冥界…

かわいい、かわいい、私のシンデレラ。 柔らかな日差しの中、衣服と顔を真っ黒にしたわたしを、日差しよりもずっとずっと柔らかな眼差しでおかあさまが見つめている。

僕の世界は真っ黒だった。 世界から拒絶され、誰の記憶にも残らないまま、時間だけが過ぎていく。 僅かな期待と共に、紙飛行機を飛ばす毎日。無情なまでに退屈な日々は、一人の少女との出会…

「こんなに料理が難しいと思ってなくて……」 「真っ黒になっちゃった……」 「ごめぇんね」 どこかで聞いたことがあるような気がするこの謝罪のセリフ。 彼女はただ一生懸命主人公に…

『王様の舌は真っ黒け。まるで悪魔の舌のよう』 街でそんな童歌が歌われ、大人たちの間からも噂が囁かれるも その国の王であるグレモラの舌が、本当に黒いのかは誰も知らない。 どうせ根…

「今のアンタ、悪魔なんだぜ」 金色の眼。真っ黒な白目。山羊のようなツノは、すっかり髪と同化している。 何者かの陰謀で悪魔と化した元勇者は故郷の村から勘当され、遠く離れた田舎の山…

　俺は、死んだのか？ 　周りは真っ黒で、何も見えない。そんな中を手探りで歩いている。 「呪符が使えん」 　声が全く響かないし、音が聞こえない。 　俺の名前は、ロスター。メ…

「君が望む『生き方』を、教えてあげる」 見知らぬ教室で出会った少女は、そう呟きながら微笑んだ。 ◇◆ 都会の高校に通う「蓮」は、高校最後の夏を迎えていた。 進路先が決まらず…

少女と見間違われる程の幼い容姿をした、２８歳の鶴野美世（つるのみよ）は、真っ黒に塗りつぶされていると言ってもよいぐらいにブラックな会社を辞め、中坊だった頃から仲良くしていた友人と…

ーーー「憎い」 20cm四方の、水垢まみれの壁に貼られた鏡の中。 この四方の中だけで、ここ一体の街の治安が悪化してしまうほど、それに写るは殺意を持った黒く開ききった瞳孔。 黒曜…

二〇XX年、地球はダークエネルギーに襲われた！ しかし、人類は無事だった！ 月が、ダークエネルギーを吸収し、真っ黒になることで、地球を守ったのだった。 しかし、質量とエネル…

※災害、暴力、流血、事件の描写があります。 万物の五行が乱れ、災害や謎の動物の出現で混乱する天球の日国。その国に宇宙船で不時着した島津兄弟達は、人々との出会いで世界を知っていく…

飛び降り自殺をして、地獄に落ちた僕。 針山の上を歩き、火炙りにされ、沢山の罰を毎日受ける世界。 しかし、そんな苦しいだけの地獄では無かった。 地獄の住人は、暇を持て余し、ひたすら…