「がうがう！」を含む小説

「愛美、荷造り終わった？」 「う、うん」 「そ、じゃあ行くわよ」 　そう言ってお義母さんは私を二年前に一度会っただけの義兄の元へと連れて行く。人見知りで優柔不断な私はいつも誰…

遥か宇宙の彼方を揺蕩う一隻の小さな船。乗組員はたった一人。放浪の先に彼が出会うものとは。

「鉄研でいず！」の主人公エビコー鉄研総裁のヒミツのiPhoneに電話がかかってきました。 「うぬ？著者よ、こんなときに電話とはなんぞ？」 それはでんでんコンバータ10周年を祝いた…

どうもたかしゃんです！ 人に読ませる文章を書くには何が必要か。 そこに主眼をあてると、やはり「正しい言葉を使うこと」が必要だと思いました。 その観点から、自分自身の学びとし、人…

　魔が人を脅かす時代。魔を祓うことの出来る神子を生む一族は、臣民を守る為にその血脈を 「桜の宮」に住う貴族として守って来た。 　帝妹の依夜は、和歌を詠む事で魔を祓う力を持つ神官…

【抜粋】 　もうじき兄がいなくなる。 　就職で明日、家を出るのだ。 　今日は我が家で送別会をやった。 　両親と私とで。 「ちゃんとごはん食べるのよ」 「大丈夫だって母さん、立派…

結ばれることが許されなかった二人は、来世で添い遂げるために崖から身を投げた。そして……生まれ変わった二人は再会する。

鳥獣人の威龍（うぇいろん）は托卵として獅子獣人の憂炎（ゆーえん）に育てられ、全国を馬車で巡る隊商の一員として育った。 ある日威龍は青い羽の有翼人の赤ん坊を拾い、その愛くるしさに心…

　フリーター安楽樹(あぎょういつき)は日々をのらりくらりと過ごす青年。ただ、彼には恵まれているのかどうなのかさえ微妙な素質があった。 　――幼馴染である御幸蘭(みゆきらん)と一…

「ほら、たかしくん、ここがカクヨムだよ」 「うわぁ～～文字がいっぱいだねぇ！」

　現在より昔。 　それよりずっとずっと昔。 　世に鬼が存在した時代。 　人間が牛や豚の肉を食すように、鬼は人を喰らった。 　鬼にとって、人間は食料だった。 　そんな時代、人…

この物語は高校生男子、比古神 新羅「ひこがみ しんら」と 太陽神、天照大神の 末裔、神霊の阿加流姫「あかるひめ」のふたりが 異界から現れる傀魔(カイマ)と 呼ばれる化け物たちを一…

　灯りの心もとないバーの片隅、ひとりの男が常連の席に座っていた。 　彼は人呼んで「影を飲む男」。 　誰もが彼の過去を知らぬまま、ただ彼がそれぞれの夜に姿を現し、酒を傾けながら彷徨…

「ご飯を作ります！」――子供の遊びに巻き込まれ、エレベータから異界へと飛ばされてしまった福祉職員、遠野（とおの）。 　怪異はびこる奇妙な世界で逃げ惑うなか、伝説の迷い家を探し一…

文明開化に賑わう初春の帝都。急逝した父の後を継いだ財閥華族の令嬢・汀子（みぎわこ）が真っ先に手を付けたのは、離れに幽閉されていた異母姉・渚子（なぎさこ）の勘当だった。突然の宣告に…

　乙女ゲームのヒロインを誘拐し、助けに来たヒーローに殺されるモブに転生してしまった俺。 　目の前にはすでに攫ってきたヒロインが。 「あ、これ詰んだわ」 　俺には病気の妹がいて…

　良くある展開。 　その王国は、危機に瀕していた。 「教皇殿。この危機を脱する手があると？」 「ええ。教会に伝わる書物に。禁忌扱いですが一つ」 　教皇は王の目をじっと見つめ、そう…

普段なら近況ノートに書くような愚痴駄文です＾p＾

1回目お題「スタート」より。 人数合わせで呼ばれた柚月は、その合コンの席で高校時代に遠巻きに見ていた潮見の姿を見つける。 「(うわぁ、客寄せパンダお疲れ様)」と思いながら黙々と…