「探偵じゃない 短編」を含む小説

夏の花火大会の日に発生した、ちょっとした盗難事件のアリバイ崩し。

謎解きが好きな少年、橘周吾郎（たちばな・しゅうごろう）が高校の合格発表で出くわしたのは、三度のメシより推理を溺愛する“迷”探偵の少女、小日向春瑚（こひなた・はるこ）だった。周吾郎…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093094121676127 　なんとなく…

◆あらすじ 　六月の初旬、高校一年の真名ひいらぎは、普段は帰路に選ばないアーケードにおいて、【探偵助手募集】という求人広告を見つける。 　その募集には、【助手】の部分にパソコンで…

刑事課所属だった牧野裕はある日突然特別捜査課に移動になった。警察管内ではほとんど認知されていない特別捜査課は掃き溜めなどの名がつけられている事を後から知ることになる。だがそこでの…

「お願いします、探偵さん。父の素行について調査して下さい！」 　ここは長藁探偵事務所。ペット探しから見合い相手の素行調査まで、諸々請け負う街の零細探偵社。 「最近不審な父親につ…

昭和三十年、恋人と別れた松本浩一は傷心旅行として鬼梨温泉を訪れていた。 松本はそこで犬の仮面をかぶった奇妙な探偵に出会い、殺人事件へと巻き込まれてく。 吹雪で閉ざされた温泉旅館に…

小さなビルの二階で探偵業をしている金田一誠。だが、普段はなんでも屋のような仕事ばかり。ビルの取り壊しが決まり、廃業を決意する。そこに電話で浮気調査の依頼が入ったのだが……。 K…

　大正市郊外の小さな山、人呼んで『犬山』。 　６月あたりから、その犬山で植物が過剰に繁殖しており、近隣に住む子供たちの間では、『勝手に増える魔法の種がある』と噂になっている。 　…

大雪の日、密室状態となった雪山のペンションで殺人事件が起きた。 たまたま居合わせた探偵は、この事件を見事解決できるのか！？ ※本作は「KAC20203」参加作品です。 http…

警部補、照済（てりすみ）は殺人事件の現場検証中、「超絶名探偵」を名乗る着流しの青年、散柳亭担楽（さんりゅうていたんらく）に出会った。

市街地から離れた所にある漆島探偵事務所。 この事務所に依頼が来ることはまれで、日々暇を持て余している探偵の漆島 卓と助手の水瀬 ハルの元に、夏祭りに関する依頼がやってくる。

　親を亡くした男子高校生、矢淵准。 　彼は幼馴染と支え合うことでなんとか腐らず生きていた。 　そこに一人の女子が問いかける。 「矢渕さん、その幼馴染はどんな顔でした？」 「ああ、…

(このせかいには、りんりが、ありません。) (このせかいには、りんりが、ありません。) (このせかいには、りんりが、ありません。) (このせかいには、りんりが、ありません。) (…

【バレンタイン短編】 バレンタインデーの放課後、ミステリ研部員の安里伴呼（あんり・ばんこ)が部室の扉を開けると、部長が泡を吹いて倒れていた。 その場に居合わせたミステリ研の麗…

　復讐屋として生きる佐々木ケイ。彼の左手に触れられた者は……。 　『裏切られた夫』『いじめられた少女』『旅立つ少女』の3話を収録した、残酷で、無慈悲で、ちょっぴりほのぼのするハー…

以前書いた「ミステリの作法を知らない探偵」を短編で少し書いてみたくなりました。

探偵なんていつも気が休まらない。 ひとつ事件が終わったと思ったら、次の事件がやってくる。 彼らを悼む間もなく。 自らを戒める暇もなく。 自分には向かない職業だ。

出口のない密室で起きた殺人事件。 密室殺人らしく、犯人と探偵がそこに閉じ込められているのだが。 探偵は果たして誰の味方だろうか。 ミステリかと思いきや、ホラーなんです…。