「月 光」を含む小説

こんにちは、まじめまして。 蒼月狼と申します。 ここで皆様にお見せするものは、わたくしの心に溜まった「感情」です。 何故、書きとめ。投稿するに至ったか。 それは心に溜めた…

姉神（日神）のような温かな光で地上を照らす事ができない。 そのコンプレックスに悩む月神と、月神に入れ込みすぎた若い巫女。 このふたりとも、お互いに悪気はないのに、傷つけあってしま…

明四津日乃出は自宅警備員である。 この職に就いたのは８年以上前。今年３１歳になる日乃出の自宅警備員としての腕前は、既にベテランと呼べる域に達していた。 築７０年を超える自宅には…

タブレットマギウス(http://tabmagi.net/)のシリーズ。 300字のSSは、Twitter300字SS(@Tw300ss)の企画に参加したものです。 長いものは突…

霜月さんのスカートの裾から見えたもの （初音さんと霜月さんのお話）

わたしは最近、ずっと同じ夢を見ていた。黒い影に追いかけられる夢。 その原因にはなんとなく気づいている。だけどどうすることもできずにいた。 影に追いつかれそうになった瞬間、わたしの…

ところはプラハ、たぶん。 月の光さえ白々と「なにもかも嘘」と言っている、そんな夜に。

『気づくことができなかった秘愛を、時の反対側で知る――』　　　　　 １．『花弔封月《かちょうふうげつ》』　『冬』 　葬儀屋の娘・黄坂千月《こうさか ちづき》には秘密があ…

数年前の満月の日から、空には二つの月が現れるようになった。一つは、淡い光を放つ月、そしてもう一つは、────血のように紅い月だった。

一冊のブックは突如、罪の意識を抱えて生きる椿誠也(つばきせいや)の元へと舞い降りた。それはDead Mental Crystal（死の心）を所有する邪悪な人間の復活を告げる狼煙。…

- - - ただ遠くのひときわ輝く星を見つめながら、一歩でもそこに近づこうと歩いていた。どこまででも、どこまででも、歩いていたかった。月も大きく光を放ち、僕を呼んでいるように見え…

星は一方的に、言葉を訴えかけてくる。少女の上を流れながら、誰かの心を叫び続けている。 どこか夢のような世界。幻のような幽玄の世界。 流れ星が降り注いでくるてっぺんだけの塔と、そ…

整理中　no.4"

アニメ監督の一之星 光は、なかなかヒットを飛ばせずスランプを体験していた。 そんな時に、アシスタント社員募集の面接で、月姫 かぐやに出会い────！？

ある未来、エネルギー源の枯渇した地球は月に手を出し、一時的にエネルギー補給は潤った。しかしその結果、月が割れ、地球に落下しつつあった。そんな未来を生きるアシナらの前にひとつの‟希…

魂は満月に還るという。 千年の間、1度も欠けることのない月は、愛しい人、大切な人を失った悲しみを、一瞬だけ、癒やしてくれる。 金の光の下で繰り出される、優しく残酷で、すこしふし…

　記憶喪失で自分の意思と無関係に瞬間転移してしまう能力を持った少女フィラは、新しく領主としてやって来た聖騎士団団長ジュリアンが、フィラと親しくしている左官屋の記憶を奪うシーンを目…

【ニコラ・テスラ生誕160周年記念企画】 　2016年3月23日！　魔神底都ルルイエ浮上！ 　眠りから目覚めたクトゥルフ神話の怪物達が引き起こす脅威に立ち向かうべく、人類は世…

医学博士の家に書生として住む青年・龍元。ある日、博士の一人娘・真雪の家庭教師を依頼される。真雪は日本人形のような美しさを持つ娘だったが、西洋かぶれの父親の命令で、着物を着ることを…