「何処かへ」を含む小説

真夜中過ぎの雪の降る小さな街。一人男が歩いて行けば、その街は存在するのか？　自分自身は存在するのか？　その世界は何処？

僕は悪い子だから、みんなの迷惑にならないようにこっそり何処かに消えるんだ。 天使の僕はこれからどこに行けば良いんだろう。 ああ、そうか。この羽が邪魔なんだ！

　今から少し昔の何処かの港町、そこはかつて神が降り立った場所だと語り継がれている。地元住民のヒロトは不思議な気配を感じて、その場所に向かう。着いた場所は町外れにある遺跡。神が降り…

　ある日、家でゲームをしていたヒロトの家に友達のトオルが訪ねてくる。彼はヒロトに切り取られた１枚のノートを見せて、読んで欲しいと頼んできた。紙に書かれていたのは読めない文字。この…

秘密のおまじない。 一つ目は『何を願うか』 二つ目は『何処に書いてあるか』 三つ目は『秘密の言葉』 秘密にできれば願いは叶うかも。 バレたら願いは絶対叶わない。 そんな良くあ…

人間と妖怪が数年前から共存して暮らす現代の日本。そんな時代に何でも屋を経営する男がいた！その名は、鬼塚清志郎。 見た目は何処にでもいる男性だが、彼の正体は、牛鬼という妖怪だ！牛鬼…

ポセイドン。かつて“異端”として大陸を追われた魔術師達が作り上げたこの街は、『鉄の巨獣』とも呼ばれる巨大な海上都市である。 魔術文明と機械文明が融合したこの都市で、ある日、奇妙…

これは私が体験した実話に基づくお話だ。 あの感染症問題が落ち着き始め、海外出張が再開された。 言葉の通じない国でのプレッシャーはそれ相応にあるものの、同じ釜の飯を食った現地スタ…

ミハルは何処にでもいるような、バイトに精を出すちょっと霊感強めの女子高生。そんな彼女はストーカーから逃れるため、とある場所に足を踏み入れた。

薄暮の中、手を引かれたままいつからとなく走っている。何故、走っている？何処へ？ 何処から？全て分からないまま、疑問も持たず走り続ける。私の手を握っているのはダレ？

　ここではない何処かに、好奇心旺盛なウサギさんがいました。彼はいつも心の赴くままに山の中を駆け回っています。ある日、ウサギさんは空から落ちてくる何かを目撃しました。 　当然のよう…

新しい生活基盤のために不動産屋を回りアパートを探し始めた少女。でも、必要な書類を用意出来ずに何処からも難色を示されてしまう。そんな彼女が提示された幸運に飛び付くが…。 202…

　突如連れ去られた訳ありの老若男女。 　人里離れた豪華な洋館らしき場所に監禁された人々はモニターに映し出された目出し帽の誰かにこう命令された。 　『これからあなた達にはデスゲーム…

あの子が消えた。 それに気付いたのは私だけだった。私だけがあの子が消えたことを知っている。 あの子は何処へ行ったの。学校を飛び出して探し歩いた私は、突然怪しい男に声を掛けられる。…

世界が荒廃した世界に生まれた少女ティリーナは冷蔵庫をタイムマシンに変えてしまい、未来へ！ そしてほとんど異世界になってしまった未来で、気づいたら空賊船の船長に！？ 更には陰謀が絡…

カクヨムコン９短編小説中間選考作品 主人公神童美月は小学校卒業後の春休みに。 自身の自転車で冒険がてらにドライブ。 春先の河川敷公園の、桃の木の満開した、木々の下で。 大変に容…

とりあえず、物語完結目指してみようと思います。 週1投稿で頑張ります。月、火、水、木、金の何処かで。

石川県にて地震が発生しました。 私ことMr.後困るは手元に缶詰や 乾パンが手元に有るので送りたいのですが 何処に送れば良いのかが分かりません。 皆さんの情報をお待ちしていますので…

⚠一部表記に乱れがありますが、世界観設定の１つとしてお楽しみください。 主人公であるラズリー・バンティングは、何処にでも居る普通の娘である。 容姿端麗でもなく、とりわけ器量が…

乱が始まり、鬼が生まれる。 藤丘朝が天下を一統して三十年余。二代目の帝の治政には早くも翳りが見え始めつつあった。 禁軍第五軍大将の子、上社信守は寡黙で朴訥ながら、勤勉実直なそ…