「蔵書」を含む小説

様々なジャンル・分野での知識や雑学等、 ちょっとした時に気軽に読めて、 参考になる……そんな小さな本棚的な資料集を作っていきたい。 過去に他の方が主催された類似する自主企画もあ…

資産家の油井　公人氏の依頼でイギリス文学書籍の鑑定を頼まれていた、白樺大学の八尾　エミリは、油井家の人々との人間関係に困っていた。 公人氏が９月１日に亡くなった。遺言公開の日、 …

・用語説明 『王戦』 人類の歴史が節目を迎えるたびに行われる儀式。原初の争いを以って、十人の王から一人を選抜する。 『選定者』 王戦開催前に、十人の王を選出する役割を…

東京都立豊玉高校は歴史のある学校のせいか、図書室の蔵書は古くからあるものが多い。 在校生の間では「図書室には妖精が住み着いていて、古い本の修理をしている」なんていう怪談話がまこと…

　帝都大図書館―― 　そこは、書を愛する者にとっての楽園。 　異世界の本すらも蔵書として並ぶ場所。 　帝国陸軍如月隊所属の青年、神木・誠治は、出向命令を受けて帝都大図書館へとや…

ダメ男子大学生の坂本鼓(つづみ)は、バイト先の古本屋で物置の蔵書整理を命じられる。 埃だらけの本を検分してたら、アレ？　この本だけ埃がつかずにピカピカだ。 「なんて書いてあるん…

少年ルカの暮らす山間の小村クラインヴェルトは、徴税人さえ訪れない国土末端の陸の孤島だった。所在の知れない父の残した蔵書を通じて村の外に思いはせるルカのもとに、全土の郵便網を司る「…

愛娘に魔王の座を譲り、現在は隠居生活を送っている先代魔王ことアレクサンドロス・ラーヴァナ・ルメージア。彼の娯楽は城の蔵書室に篭もって茶を飲みながらゆっくりと読書を楽しむことだ。 …

「魔導図書委員をやってみないか？」 「はい？」 季節は入学式シーズン、 四月上旬。 突如、国語教員から謎の勧誘を受けた、平穏モットーの高校二年生、柊木 幽（ひいらぎかすか）…

図書館や本を題材にした掌編集。 クトゥルフものもあり。そうでないものもあり。 全１０話

　ティトゥス·アンナエウス·セクンドゥスはナザリック地下大墳墓第10階層の大図書館アッシュールバニパルの司書長であり、同時にスクロールの製作担当でもある。 　図書館に在る蔵書の全…

16歳の僕は消灯時間後に学校の寄宿舎を抜け出し、図書館に忍び込んでは蔵書を読むのが夜の日課だった。ある夜、図書館で異様な『猟犬』に襲われた僕は、白い猫に変化する少年に助けられる。…

本棚からあふれた大量の蔵書の保管場所を確保するため、実家の蔵を整理していた『僕』は、売れない小説家だった大叔父の未発表原稿を発見します。 　クトゥルフ神話をモチーフにしたその小説…

　桜は誰でも知ってる鑑賞樹ですが、意外と知られていない面が多々あります。 そんな知識不足を補うにあたり、自分が利用している書籍、サイトなどを紹介します。 執筆のための参考資料のリ…

　小説投稿サイトを閲覧中に事故で負傷した、ライトノベル専門レーベル『ハーキュリー・ノベルズ』の編集者、鳴尾来杜（ナルオライト）。彼は転生によって世界中の物語を蔵書として管理する巨…

【梗概】 江戸の商家で下女奉公していたお藤は、色恋沙汰に巻き込まれて職を失う。一方、若い娘達の間で『見聞男女録』という公家物の御伽草子が流行り出す。だが、その本には陰謀めいた秘密…

ある日、どこかの図書館の蔵書室に不思議な男と女がいた。 女は黙々と本を読んでいた。すると男は、女に淡々と問いかけた……

この国で発行されるあらゆる出版物を蔵書するという国立国会図書館。 その図書館は無尽蔵に増加する出版物に対応するため、最新型のＡＩによる自己改築機能を付与され、無限とも言える蔵書…