「かき氷」を含む小説

「お祭りで食べる焼きそばは格別だわ」 去年大学の近くの神社で開催されるお祭りに行った時『君』は焼きそばを頼み、頬張りながらそう言っていた。 　ついでに『僕』も焼きそばを頼んでいた…

風邪をひくと、人恋しくなる。 いや、人恋しくなるから、風邪をひいているのか。 熱にうなされて、思考はままならない。 この火照りも、風邪によるものか、恋しさによるものかは分か…

スマホ依存症や人種差別などの原因として大人たちが色を消してしまった近未来日本が舞台。 桜餅さえわからない、かき氷のシロップすら二種類しかなく、夢ですら白黒のそんな色が殺されてしま…

中学１年の日々花は、ちょっとした謎を抱えていた。 すると、友人の颯は、食事の謎専門の探偵である足山積斗（ソクセキさん）を紹介してくれる。 彼は「インスタント食品を作っている間しか…

お題、「かき氷」をいただいて書き上げたものです。短いので読みやすいかと思います。

彼女と会うといつもつめたさに触れることになる。熱を感じさせてくれる子はいっぱいいるのに、彼女に会うといつも冷たくて痛い。 だからそういう意味で特別なのかもしれない。 なお近藤…

毎日300字SSシリーズ 書く練習にと思ってはじめました。 お題：かき氷 お題はお題.comさんからお借りしました。

とある喫茶店での対談と一緒に召し上がるのは、イチゴのかき氷。

真夏。部活帰りのぼくは、涼むためにかき氷を食べる。イチゴのシロップがかかったかき氷。偶然隣に座っていた女子も、同じものを食べていた。かき氷を頬張るぼくに、突然彼女が話しかけてくる…

夏休みの課題の息抜きでかき氷を食べる両片思いの幼馴染二人の話です。 某番組で行われた、「冬じゃないんだから」、「美しいかき氷が食べたい」、「忘れ物」、「うなぎパイ」の四つのワード…

「かき氷はブルーハワイが一番美味しいわ」 　姉の佳澄は、夏が来るたびに決まってこう言うのだ。 「姉貴、かき氷の味はどれも変わらんて」 　私がこう言うと、彼女はまた得意げな顔で返す…

気がついたときにはエレベーターに囚われていた主人公 階を選択することもできずに上下のボタンしかない。 エレベーターが止まると、待っていたのはまたエレベーターで……？ ↓前回…

会社を休職し、古い友人の那海がダイビングのインストラクターとして働く島に訪れた望帆。 大好きな友だちと、ずっと一緒に楽しいことをしていられたら。 きっと、新しい海に漕ぎ出すべき…

　宮波は猫である。 　名前は勝宏。 　平均を少し上回る身長と黒髪に軽い近視、国外には出たことすらないらしい日本男児だ。 （2006年制作／文学サークル機関誌投稿作品）

美味しい雪を食べたい！

高校最後の夏休み、幼馴染と行く夏祭りで二人の関係は……。

世界は最強の闇魔法の使い手である魔王の脅威に晒されていた。 多くの国はいくつもの魔王の配下である魔物によって滅ぼされ、または支配されて、人類は魔王に怯えて過ごす他はなかった。 そ…

■あらすじ 一流の氷欠き職人（ペンギン）を目指す見習いの少女ペンコ。 すでに二年の月日を修行に費やすも、いまだ非力な彼女は客に向け氷を欠くことを許されない。 不甲斐ない己を腹立た…