「月 光」を含む小説

　姉の死がきっかけになって小説を書き始めた宮内浩は高校進学と共に「眠る少女」というガールズバンドを知る。 　そのバンドが歌っている曲が自分の書いていた小説のタイトルと内容だった。…

――― 主な登場人物 桜木 奏 容姿 黒髪のロングヘア 身体 165 / 56.5 口が悪く、重度のアニヲタ、高校3年 運動神経は中の上の女の子 小鳥遊 千尋 容姿 茶…

『ウサギ』という能力者が造った、偽物の世界。八人の能力者が、夜零時から朝六時までの間だけ毎夜そこに招かれていた。 　八人の内の一人である主人公、呉羽紫苑は、夜以外の日常をどうでも…

月は夜空で輝いていた。闇に浮かび上がる月の姿に有史以来人間は様々な事を考え、観察し、推測し、空想を捧げてきた。 天空の鏡、海の支配者、天文学の母、魔女の星、理性の光、狂気の根源─…

恵まれない人生を送る少年「響」はある大病？を幼児から患い続けていた。友はいない。兄弟もいない。親もいない。家族がいない…。 死んでしまいたいと思ってもその勇気もない…。自分への「…

空がオレンジ色の光に包まれたかと思うと 電子レンジのようにムシムシと熱くなっていく。 やがて、人はだんだんと崩壊していって……！？ ↓前回の投稿↓ 『やーいやーい！お前の小…

【2018年8月10日　カドカワBOOKSより書籍発売!!】 イラスト：あり子 https://kadokawabooks.jp/product/321805000613.htm…

１９２＊年８月１日。ファシスト政権下のイタリア。 アドリア海に面したＣ市の暑く眩い一日の、光と歌が織り成す幻想的な夏の一日を殺し屋と生きてもいない死んでもいない少女は彷徨う。

ここではない何処か。青い月の伝説の残る世界の孤児院の前に、１人の少年が佇んでいた。辛うじて名前だけ覚えていた美しい少年。何もかもを見通す加護の力を持っていた彼は、帝国で力を伸ばし…

　──ふと気がつけば『私』は、記憶喪失となっていた。 　失ってしまった過去の手がかりは、夢で見た『月の妖精』のごとく美しき少女だけであるが、その可憐な唇は何も語らず、ただ私をあざ…

【誕生花シリーズ　304】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。 ※関連話に　雨宿りの君　があ…

「ほら、『ノーミュージック、ノーライフ』ですから」 「君はいままさにノーライフなんだぞ」 気づけば羽野国明は自分の葬式を見ていた。 どうやら彼は交通事故で死んだらしい。 そこに…

皓月寮、、それは、特別な理由で他の生徒と同じ寮で過ごせない者達を集めた私立光瑛大学付属高等学校の男女混同になった寮であるー。

夢月七海さまの自主企画 同題異話の五月号 薔薇香る憂鬱 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054885778639 用のお話です。 …

太陽暦５５５年 １２月２４日 ２３時５９分。 世界は突如として秩序を乱す。 太陽神アポロンを崇拝する王国、サンフレア王国は、混沌の闇へと支配され、サンフレアは闇の世界の一国と…

《神聖カーラアノス国》に住む極一般的な高校生『千代田ハルト』。彼は自分が真の力を秘めていることを知らずに生きてきた。そんなある日、突然、不思議な夢を見るようになる。荒れ果てた黒地…

雨の日の公園は不思議な雰囲気を纏っている。 その日、僕が出会った彼女。 彼女は決して傘をさすことなく、ただひたすら公園のベンチに腰かけていた。 夢や目標を失った僕にとって、それは…

時計荘さんの鉱物ジオラマ「私たちの森」（画像など：https://twitter.com/sawane_f/status/977681627357749248?s=19）に着想を…

わたしの涙は宝石になるの。 わたしの命はこのきのみなの。 わたしの海にはイルカがいるの。 月の光で見えるようになるから、月光イルカっていうんだよ。 +++ 「シーガー病」「…

15歳の闇に生きる少女。 _影縫 深琴_ 物心つく前から闇にいた。これからもずっと闇にいる。 とある組織に属しており組織の首領である影縫暁月に拾われた。 18歳の光に生きる少女…