「#ピアノ」を含む小説

景色や匂いすら乗せるほど、圧倒的な表現力を持ったピアノの音色。 その音色は、聞いた人の人生を少しだけ変えていく――。 2021/06/20　「01　ターコイズブルー」加筆・…

　中学校の女性音楽教諭の野城は、異動して来た垂石先生にされた親切から、彼のことが気になり始める。 　そんな折、帰路に就こうと差しかかった校門で、後ろから呼び止められる。振り向くと…

テーマ曲のある物語という企画に応募してみました。 テーマとして使った音楽は、ラフマニノフのピアノ曲であります、楽興の時第一番変ロ短調。なんとなく悲しい曲ですが、どこか魅力のある不…

保健室登校ならぬ音楽室登校をしている高校一年生の『照江勢一』。彼に興味本位で近づき、彼の音楽に魅せられた男の独白。4話で完結。主人公はわりとクズ。 ✳︎性描写はありませんが、一…

海外勤務を終えて帰国した私は、30年前の生徒手帳を見付ける。そこに書かれてるメモが、忘れかけていた青春時代の記憶を思い出させた。 「今の俺はあの時の俺に自信を持って会えるだろうか…

崇道遥華は年収300億円を誇り傘下会社は万を超える大企業【崇道財閥】の一人娘で成績は小〜高校と学年でも常にトップを取り続けている他、幼い頃からピアノやバレエ、書道に花道などあらゆ…

「【カクヨム新テーマ発掘委員会】『音楽』を題材にした作品募集」によせて書きました。

普通科と音楽の専門コースがある高校の入学式で、颯水　奏のピアノの演奏を聞いた、瀬川　柚葉。 柚葉は彼の演奏に感動し、恋にも似た憧れの感情を抱くようになる。 ピアノが弾けない柚葉は…

部屋で学校の課題に取り組んでいた俺と霧崎に一本の電話が入った。 今思えば、あれが全ての始まりだったんだと思う。

生きる目的を見失い日々を惰性で過ごしていた雨音律人は、ある日仕事現場からアパートに帰宅すると少女が玄関前で座りこんでいるのを見かけた。 日射病で倒れてしまった彼女を介抱することに…

文字が、数字が、ここへ羅列するのは 恐らく、この秒針を阻むためだった。 制服のスカートが翻るよりも早いスピードで 浸透するそのピアノの音が、 黒鍵を嫐る指が、私の微睡む全てになる。

金谷枡美（かなや・ますみ）は広永安姫（ひろなが・あき）の自宅に招かれ、そのピアノを聴かせてもらうことになった。たった一人のためのリサイタル。それを聞き、枡美は安姫との間の、決して…

　―― "天才"という言葉が嫌いだ。 　魔法を学べる学校のここは音楽科。人々をおおいに癒やし、楽しませるための「音楽魔法」を学べる場所。 　七海凪雄は魔法音楽科のヴァイオ…

深夜の喫茶店で、少女は一人の少年と出会った。そして事件は起こる。皿の粉砕。音を奏でるピアノは、どのようにして使われるのが適切か？　自分が存在することを証明するためには、どうしたっ…

私は古いカフェの片隅に佇む古いピアノ。今日は私を弾きたいというお客さんが久しぶりに現れたわ。 個人的観点からのパフォーマンス難易度：☆☆☆ ＜規約＞ ＊フリー作品としてどこか…

ひょんなことから「どんな相手でもたちまち自分のことが好きになる薬」を手に入れた主人公・晴人（はると）。 中途半端な中学デビューでくすぶっていた晴人にチャンス到来！学校のマドンナ達…

「誰もが夜に夢を見る」SS 　岩谷尊は何でもできる子供だった。何でもある程度は── 　ある日、通っていたピアノ教室で高橋と出会い… 　高校時代の岩谷視点の話。