「#廃墟」を含む小説

目を覚ますと廃墟と化した教会にボクはいた。 身体は女になっていたし何なら吸血鬼という人外になっていた。 美少女と言ってもいい見た目に多少は喜んだがこの世界に人外の居場所はない。人…

友人の一言から始まった肝試し。とある都市伝説を試してみようと、子供の頃に遊び慣れた廃駅へと深夜に訪れる。そこで彼らは、ありえない恐怖を体験することになる。

廃墟が好きなSさんから聞いた話 山奥の家で彼が出会ったものとは…

　大正浪漫が混ざり合う現代に住む給仕姿の少女真実。 　入学式当日に『神隠し』と噂される怪奇現象に生徒や真美の友人までも被害に遭う。 「せんせーい！こんな朝早くからお寝坊してる先…

考古学を研究する教授と助手。 彼らが研究しているのは、世紀の連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの正体を探ることだった。そして、様々な情報を元に辿り着いたのはロンドン郊外にある廃墟と…

　埋蔵金が隠されている屋敷……そんな噂のある山奥の廃墟に、俺達は肝試し気分で乗り込んでいった。だが、それは大きな間違いだった。人間ではない何者か……わけのわからない化物が、俺達に…

怪談バーで怖い話を語り合う僕とYさんの間に急に割り込んできたSさん。「私も怖い話がある」と言って語り始めたのは、真夜中に奇妙な音がする廃墟の話だったのだが……

　いつも視界の隅で、誰かの指が夜想曲を弾くような手つきを繰り返していた。執拗に、冗長に。 　それは、バスの車内で揺られる今では、周りの乗客たちが携帯電話を弄る動作であったり、運転…

　天井からヒモが垂れている。頭の上に真っすぐ降りてくる。 　それを掴んだ。体の重さは感じない。どんどん登っていく。 　急に体が重くなった。 　振り向くと自分が眠りに落ちる瞬間が見…

KAC202210 ホラー風味にしたかったけど、なりきれていない。

戦争による気候変動の結果、人類は地下深くに生きる場所を求めつつも、地上への憧憬を忘れるほどには進化していなかった時代。かつて東京と呼ばれた廃墟の足下には、極左政権による独立国家が…

目が覚めると、とつぜん、どこかのホールに大勢の人間とともに集められていた。意識がもうろうとするなか、全員に注射を打たれる。それは生きている人を屍食鬼（グール）に変貌させる恐ろしい…

勇者はこの世界を汚染する“魔王”を倒し、世界は平和になった。 ある日彼は廃墟に一人で蹲る、一人の少女と出会う。

とつぜん侵略を受け、最前線に立たされた町。町は廃墟となり、なんでもない日常は崩れ去った。 このお話を「現代ドラマ」ではなく、「現代ファンタジー」として書けたらどんなによかっただろ…

発掘家フォグ＝ロスは辺境の地の遺跡に調査に来ていた その遺跡の地下で巨大な輝く湖と巨大な術式陣を発見する その場所で魅入られし存在と呼称される人類の敵と出会い、交戦するも無残…

　とある「おめでとう」がお題の短編コンテスト応募用に書いたもの。 　まあ、ホラーなのですが、以前書いた『火車』、『送り犬』に続き、今回も現代風にアレンジした妖怪的なお話第三弾です…

どこかの世界、人類の九分九厘が死に、後は緩やかに文明の痕跡が消えていくだけとなった惑星。 終わり行く世界をあてもなく旅しながら細々と生きている二人の人間が、偶然、廃墟を発見。キッ…

電子書籍『最果てのパンドラ』の続編。 完結しました。 記憶を失った黒狼ウィルと、楽園で生まれ育った幼い魔女パンドラは二人で世界を見るために旅に出る。 物語を愛する二人は、冒険の…

左京ゆり様の企画「英国の本棚」に寄せて書きました。 課題に奮闘するサラは、ただ訳すると言うより内容超えて物語にのめり込んでいく。遥か遠い時代のあれこれ。そこに込められた思いを知…

ホラーほどでもない、と思う内容。 遠い昔、村のために犠牲になった少女が復活。不思議な音楽を耳にして感じたことのないトキメキを知る。 変な女と友達になり、推し活始めます！