「月 光」を含む小説

【概要：質量こそパワーな脳筋魔法使いが、バニーさん＆メイドさん軍団と吸血鬼退治する現代ファンタジー】 月が砕けて四半世紀、九州は『南獄』 ── 南の地獄の有り様だった。 三流…

　我々の住む頭上に、同次元平行世界線上の『別地球』が投影されていた。 　その数、二。 　数年前、突如として現れた二つの『別地球』は、北太平洋と南大西洋の直上で、『地球』の自転公転…

船乗りだったおじいちゃんが妖精の国へ迷いこんだとき、星の花と、月明かりで光る石と、船にあたらしく張る帆布をもらって帰ってきた。 船を降りたあと、おじいちゃんは月の石を粉にして帆…

　二○二Ｘ年、地球に接近する恒星間天体ジェネシス彗星が８月３１日の夜、地球に衝突するギリギリの距離を通過する天体ショー！　夏の熊本を舞台に、一度切りの特別な夏休みを、思い切り笑っ…

お題:月

◆お題：「月」 月の光を浴びることで発症する奇病・月光症候群が蔓延する時代。 好奇心で夜な夜な家を抜け出して月の光を浴びていた”俺”は”彼女”と出会った。

朝が訪れることなく、夜だけが支配する世界「ドゥンケルナハト」では人々は人工的な月を中心に栄えた「月都」と「精霊灯」で守られた町や村が広がっており、人々はそこで生活を営んでいた。人…

【2020年9月10日（木）電撃文庫より発売！】 　太陽の光を浴びると灰になってしまう存在、吸血鬼。夜しか活動できない彼らだが、現代では割と問題なく生活していた。 　そう、なぜ…

先日完結した拙作「冷たい太陽、伸びる月」をイメージした自作歌詞です。以前より書き留めていた分ですが、ある自主企画参加を機に公開することにしました。 歌詞解説の参考に「冷たい太陽、…

登校時よりも、下校する時の方が感傷的なことを考えてしまうものだ。 明日から夏休みを迎える7月の最終日、佐川涼助は、いつものように友人の直輝と昴とともに学校からの帰途につく。 歩…

心に得体の知れない「モヤ」を抱え、周りの人との交流を避けていた主人公、仇川光は天体観測という自分の世界に閉じこもっていた。 しかし皆既月食の夜、偶然観測を共にする事になる少女との…

あなたを大切に思ってくれてる人は、必ずいる。 ただ、耳鳴りのせいで、大切な人の声が、届かなくなってしまうことも… そんな時、俺様の猫と影だけの男ムが、あなたを救いに現れる！

月の光には、この世のないものを甦らせる力が…

　ある日、高校二年生の高山月は、松井ゆりと言う同い年の女子高生と夜の中で出会い、友達になった。

不思議なウワサがたくさんある光ヶ丘。 どこにでもあるようなウワサ話から、聞いた事も無いようなものまであるけれど、 『正義の魔法使いが町を守ってくれている』ってウワサは、ここだけか…

カフェに憧れた少女 カフェを作りたい少年 この二人が出会ったのは 宇宙でした。

読者企画や他サイト用に書いた短編をまとめてみました。 ワンアイディアの即興小説が多めです。「普段だったらこういうの書かないだろうなぁ」という、変な作品倉庫、とも。 独り立ちに至…

　この世は全てが別たれている。 　光と影、白と黒、太陽と月。 　相反するものが決して交わることがない。 　それを如実に表すかのように終わらない戦争があった。 　その発端は『B…

2076年6月10日。桜川栞(さくらがわしおり)は、見知らぬ場所で、見知らぬ姿で目覚めた。 「これは、一体、どういうこと……？」 自分は病院に居たはずと困惑する栞であったが、…