「魂 死」を含む小説

死神は案外優しいのです。死の間際の人間に一つだけ願いを叶えてくれます。ただし、いろいろと条件はありますけどね。魂と引き換えになんでも願いを叶えるのは悪魔なので、お気をつけて。

　生前に残した未練は、死後も魂をこの世に縛り付ける―― 　幽霊となった幼馴染みの少女にとり憑かれ、気弱な少年・来藤一路の身体にはある変化が起こった。 「これはまさか、いわゆる…

――人は死ねば蝶になる。 そんな言葉を、夜の星を見て、思い出した。 ＊＊＊ ２０１８年。春。 Y大学で連続自殺事件があった。 　 一人目。 藤田源次郎。大学清掃員。 自室の…

※強烈な意外性のあるラストが好きな方必見！　複雑な謎解きを求める方、大歓迎！ 　ずっと一緒にいようね、と、永遠の愛を誓い合ったふたりの人生に起きた悲劇と試練。毎日世界中で多くの…

　死んだら、全てが終わると信じていた。 　人生という地獄から抜け出したはずの俺を待っていたのは、幽霊としての新たな命だった。 　浮遊、すり抜けなど、幽霊っぽい能力を持った俺は、…

亡者を選定する日々、課せられた仕事に飽き飽きしていた地獄の門番たる閻魔大王はある日一人の少女の魂と出会う。初対面にして"貴方の仕事は生産性がない"と罵倒された閻魔は苛立ちの侭に少…

命を絶った僕は薄らいでいく意識の中、１６歳の夏休み、という過去に戻っていった。 故郷・山形への１人旅。そこで出会ったどうしようもなく古く鄙びた汽車に滅入りながらも誇らしく思う気持…

とある夜、前触れもなく黒川桐絵という女子大生が飛び降り自殺をした。しかしその死には理解できないことがあった。彼女の死を巡って友人・葉月陵のもとで不可解な事件が起こるようになる。 …

ハイどうも〜、いただきますっ！ 僕たちYouTuberコンビ『ゴーストイーター』！ 編集担当のウスバカゲロウ二号と、動画担当のウスバカゲロウ三号です。 事故物件と呼ばれる場所…

命って、ちょっとした風の揺らぎが変わっただけで 直ぐに手元から離れて行く風船のように、空高く 昇って逝こうとするんだなあ～。

昔々、イタリア国のクレモナという街で、夕陽のように紅く輝く、美しいヴァイオリンが造られた。そのヴァイオリンは“ストラディヴァリウス・メシア（救世主）”と名付けられ、幻想的で、きな…

『口から先に生まれた男』と称される、高校生・柊木奈津雄が目を覚ますと、そこは死後の世界――天界だった。 しかも奈津雄は自死の罪に問われており今から裁判にかけられるという。身に覚え…

「桜色に染まる空の向こうで優しい死神は笑う」より改題・改稿の上、2020年6月25日KADOKAWAより発売されます。 書き下ろし番外編も収録されておりますのでよろしくお願いしま…

ある夜、美学に生きる冥獣殺しの男が、自らの死を望む冥喰らいの美少女に出逢い―― 「私は美しくなどありません。同胞の魂を喰わなければ生きていられない存在ほど、汚れて醜いものはあり…

　対和戦争—―和(旧日本国)の神威ノ国(旧北海道)に対する侵略戦争。2083年、北海道が「独立宣言」をしたことに始まる。 　2075年から徐々に北上した農作物の不作。北海道はそ…

・あらすじ 　突如学校に侵入してきた凶悪犯罪者に射殺され、若くしてこの世を去ったはずの少女「ナミ」。 　だが、その死の先に広がっていたのは、「行動一つ一つが表示された大量のモニ…

確かに、多くの人にとって死ぬ事は辛いことです。 死んだ後の魂はどこへ行くのか、何に導かれるのか。 彼の世とは、誰にもわからない物です。

　古来より死の近づいた者の魂を狩り、新たな人型にその魂を植えつける者を通称、神と呼んだ。 　その神が暴走しだしたのは２３０７年のこと。 　かつての神はただの悪神と化し、死神と呼ば…

余命幾許もない彼女の死はまぬがれない。 いつまでも共に、彼女を死なせてなるものか…… ずっと一緒に暮らすのだ。例え狂気に呑まれようとも…… 「小説家になろう」にも掲載しています。

2018/8/26　エピローグ「そして、家族ごっこは続く」をもって、第二部完結しました。第三部構想もありますが、公開は未定です。本編はちゃんと〆ているので、安心してお読み下さい。…