「無くしもの」を含む小説

　という作者が吸血鬼絡みの雑学、吸血鬼作品の感想、その他思いの丈をのべつまくなし節操なし、頸動脈出血のごとくベッチョリとぶちまける予定の随筆です。 　ノー吸血鬼、ノーライフ。 …

俺は、人間を愛した事が無かった。 なんとなく生きていて、気づけば人間に対して興味を無くしていた。 する事と言えばネットサーフィン。学校にも行かないで、端末とひたすらにらめっこ…

人の住む町から遠く離れた最果てに、 迷い込んだら最後。二度と出てこられないと噂される森がありました。 そこは色々な事情を抱えた人が迷い込んできます。絶望した男、迷子の少年、母を探…

ある寒空の下、僕らは喫茶店ヘルマに集まっていた。 ある人は、無くした関係をもう一度取り戻すために。 ある人は、壊れた関係を取り繕うために。 ある人は、失いそうな関係を繋ぎ止めるた…

喜怒哀楽、他にも様々な感情があるけれど、それらの最大値はすべて恋愛の中で経験してきた。 完全に心を無くしたこともまた、恋愛の中だった。

ありきたりな毎日に鬱屈を吐き出す、 どこにでも居る高校生だった椎名隼人は、ある日奇妙な男と出会う。 話しているうちに意識が暗転、果てに辿り着いたのは、 知っているはずなのに何処か…

　目が覚めたら鎧を着た兵士達に囲まれていた。 『スキル』という魔法のようなものが存在する地球における中世程度の文明まで発達した異世界に転移してしまったらしい。 　手に入れたス…

My Remedy（マイ・レメディー）それは、科学と医療が進歩して作られた他人の脳（世界）に入る事の出来る機器。人を救う“方法”だった。 中津 ハル　高校生 彼は昏睡状態の女…

　魔族と呼ばれる種族の男が目を覚ますとそこは密林の中だった。何も覚えていない状態で前を見ると、そこには服を着た１匹の白いネズミが２足歩行で立っていた。高圧的なネズミに言われるがま…

目覚めた時、俺は名も今までの記憶も忘れている。目覚めた時、出会ったミリアニに、激しく恋に落ちる。彼女が、欲しい。しかし、記憶を無くした俺は、恋する資格は無いのだろうか。ミリアニの…

「神様ってさ。いると思う？」 　そう呟いた翌日に、友達が姿を消した。 　「神隠し」にあった同級生を探す女子高生、霧島美幸は、残された手がかりを元に渋谷で、生気を無くした「人形」…

「約束したんだ。だから、負けるわけにはいかない」 ５年前に記憶を無くして以来施設で育った少年「修」は、訳も分からず異世界に迷い込んでしまう。彼はそこで元の世界に戻る方法を探しなが…

ついに３部作完結。 　当初、１部書き出しの際から３部作にしようと、ざっくり流れを考えてスタート。 　でもここまで大変だとは思わなかったです。もうひとつのコンテスト出品作「アオハル…

子供の頃、神隠しにあった事のある美月は、その時の記憶をずっと無くしていた。 ある日友達と訪れた神社。 そこで美月は、全ての記憶を取り戻す。

とある事故で、最近の記憶を無くしてしまった主人公は、思いを寄せる女の子、恵とともに、山荘へ向かいます。 そこで、大きく暗い陰謀に巻き込まれ、事態は思いもかけない方向へ進みます。 …

記憶を無くした元人間のアンドロイドとその周りのみんながどーたらこーたらする物語です。

　センギィは剣士斡旋専業の吟遊詩人。 　剣士全盛のこの時代、詩吟と歌奏で志願者を優秀な剣士と喧伝し、しかるべき先へ就職させるのがその仕事だ。 　今回は、若い剣士志願者を地方領…

鬼ヶ島というこの世にどこかにあるけど人間は気づくことができない島がある。 そこには鬼が平和に過ごしていた。 しかしその中にとても強力な鬼の女が現れ次々と鬼たちを殺し喰い自分の力を…