「財布もねえ 短編」を含む小説

　小さな親切は、大きなお世話なのだろうか。 　ちょっとしたおせっかいから、私は濡れ衣を着せられてしまった。 （「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

北海道に住むどこにでもいそうな一般女性ミナト。 レジャー、温泉、うまいものを求めて今回もまったり小旅行。 今回はレジャーが含む為に、財布に打撃を与えてしまうが関係なし。 …

粗方弁護士事務所の工藤の下に、冤罪で逮捕されたという被疑者からの依頼が入った。工藤は事件の詳細を聞き、現場からスマホがなくなっていたことに疑問を持つ。「財布はあるのにスマホはなく…

　ニコラス・アレキウスは不死身だ。 　気の遠くなるような長い時を生きてきた彼は生きている間に得られる刺激的な体験をやり尽くしてしまい生きている事に飽きてしまった。 　そこで思いつ…

　大崎佳代（おおさきかよ）は私立筑橋大学の一年生。 　後期日程になって、お財布が心もとなくなった佳代はバイトを始めようと大学の掲示板を眺めていた。 　その中に、時給1500円から…

習作、三題噺。 財布・つまづく・箱庭療法

暗殺者であるガートルード・ビアリストックと八百九十九は拠点であるロンドンから東京へとやってきた。 血なまぐさい世界を抜け出して、少しの間の休暇に入る。 一緒に遊んで、一緒に笑って…

レジに、おにぎりとお茶のペットボトルを置き、尻ポケットから財布を取り出す。 「あと、33番ひとつ」 「合計、900円になります」 　財布から1000円札を抜き、店員に渡す。 「1…

全17話。 楠樹見来(くすのき みらい)…関わった相手や物事の少し先の未来が見える。未来が見えるようになるためにはかなり近付いてふれあわないといけない上に、自分に関連した未来し…

■あらすじ 　夕ご飯のお買い物に出た私は、スーパーのレジで財布を忘れたことに気づいた。そして慌てて家に走って戻ったが……。 　いつもの買い物がまさかの事態になるドタバタコメディ短…

いっけなーい、遅刻遅刻！ 俺、ヒトメツ！（中学二年生） 生まれつき右目がないけど、それ以外はいたって普通の男の子！ 今日はおつかいを頼まれたんだけど、角を曲がるときに、誰かとぶつ…

その日、初音の一日はすこぶるついていないものだった。果たして帰るまでに良いことは起こるのだろうか…？

振られた。 そして気づけば、おろしたばかりの三万円が行方不明。

小国ウルフィーネの王都、ナーサリア。都会に出てきたばかりの、厚手のローブで体を隠す少女・アリシアはそこで財布を落としてしまう。それを、ちゃらんぽらんな傭兵・アレンが拾ったまではい…

ショッピングモールで、がま口財布を拾った。その財布には四千円ほど入っていて…

いつものように酔っ払いにぶつかって財布をスッた。前を向いた瞬間、目の前に電柱が。危うく顔には当たらずも一瞬振り返ったその顔を見られたかーー？不安に思いながらも一目散に走る多聞。 …

※残虐描写注意 報復行為によって両腕を切り落とされた芳野花は、 本業“情報屋”を名乗る怪しげな青年八津坂に拾われる。 彼が試験と称して提示した依頼は、彼女の両腕を切り落とした組織…

120年ほど前のイギリスでのお話。 あるレストランで食事をした紳士風の男が、財布を忘れたと言う。 気のいいレストランの主人は、料金をタダにしてあげるのだが——。 人を信じるやさし…

田代は気づいてない。自分の財布の中で1円玉が他のお金達相手に騒いでいることを。 1円玉の主張とは、いったい何なのか？ ショート現代ファンタジーです。 こんな1円玉は、あなたの身…

　切符を拾ってくれた青年に次の電車が来るまで何か面白い話をするように頼まれ、財布の中に入っている五円玉の話をする。 　何の変哲もないただの五円玉を私はずっと使えないままだった──…