「童話 魔女」を含む小説

牧歌的な平和に守られる東都は争いとは無縁の都。そこに千里眼の魔女と呼ばれる占い師がいた。高額な鑑定料を取る胡散臭いぼったくりと思いきや、魔女は確かに不思議な力を持っていた。また、…

　生来の傾向……本能と、経験をもとにする理想や好み、趣向は、必ずしも一致するものではないのです―― 　と、いうことで、 　その獣における王道……かも知れないひとつの症状をこころ…

だらしない魔女としっかり者な少女の魔法薬ライフ

▶同題異話・九月号「黄金林檎の落つる頃 」 ・タイトルだけは同じにして、参加者はそれぞれ自由に物語を書く。 ・タイトルは、「黄金林檎の落つる頃」副題を付けても構わないが、このタイ…

少女リリルは村はずれの小さな家でババアと二人で暮らしていた。だがある日、ババアの《心》が魔女に奪われ、ババアは死の床に倒れてしまう。ババアの命を救うため、リリルは鏡の異世界リヴァ…

童話「赤ずきん」のように真っ赤な頭巾を被った、双子の女の子ミーシカ・ヌミシカ。 老婆から逃げていると、見知らぬ森へ迷い込んでしまう。 二人は賢者と呼ばれるフクロウ、ロマの旅人たち…

非日常のろうそく屋さんは、ちょっと変わった手作りキャンドルのお店。 謎の多い店主と調子のいい便利屋、ドワーフや北の魔女が集まる不思議なろうそく屋のお話。 新しいキャンドルができ…

「みんな忘れてしまった。あなたまで――。あなただけでよかったのに……あなた一人が覚えていてくれたら、私はそれでよかったのに……」 突如、村を襲う謎の現象。 影を失い怯える子供た…

　さて、おぬしらはなぜ魔女に会わんとするのだ？ 　魔女とは恐ろしく、意地が悪くて残酷で、嫉妬深いということを知らぬ訳ではなかろうて。

無邪気で、意地っぱりで、子どもみたいにおこりんぼうな所もある、偉大な魔女の話。

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト 中間突破作品です！ （「五月の章」部分のみ） 読みやすく仕上がっています。 最後まで書いたので、読んでくれたら嬉しいな。 ＊ 「おば…

日咲(ひなた)は、引っ込み思案で内気な小学五年生の女の子。 小学校ではガキ大将に目をつけられているが、親友と日常生活を穏やかに過ごしている。 ある日、鏡の中に映った自分が、勝手…

食に関する話。後味悪い。（※重複投稿作品作品）リィズ・ブランディシュカ

呪いの森に住む意地悪な魔女は、美しいお姫様に嫉妬し、呪いの力で彼女の顔を醜く変えてしまう。 絶望するお姫様。 けれど彼女の変わり果てた姿を見た王子様は、なぜか気にする様子もなく……

「偽教授同名杯」によせて書きました。ほんとうはないナントカ童話みたいなノリで読んでいただけたら幸いです。

〝世界樹〟と呼ばれる世界の中心にある樹にほど近い村で暮らす少女エリ。 ある日のこと。エリは目を覚ますと、自分が見たことのない部屋で寝かされていることに気が付きます。 困惑するエリ…

※本作はノベルアッププラスのイベント「新釈グリム童話フェア」用に描いた作品です。テーマとなる作品は５つ。「赤ずきん」「ヘンゼルとグレーテル」「灰かぶり姫」「ブレーメンの音楽隊」「…

人も寄り付かぬ森の奥で、魔女は１人、優雅なスローライフを過ごしていた。 しかし、とあるガキ２人の襲来によって、彼女のスローライフは終わりを告げる・・・

寝る時間には不思議が見えます。周りの影が、ちょっと怖く見えるのです。 布団にもぐりこんだりおちゃんは、奥に奥に隠れる内、いつの間にか、イチゴの国にたどり着いたのです。 そこには、…

大地の魔女と暴食のリライト作品。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ ２０２４．０５．０８