「異界ファンタジー」を含む小説

　警察で将来を嘱望されていた元機動隊のエリート、切畠正義は、自殺しようとした引き篭りの青年を助けようとして事故に巻き込まれた。 　彼は妖精に迎えられて見知らぬ異世界で目を覚ます。…

狼の精霊を宿す一族により守られてきた石竜の波動・・・高校１年の良は、その強大な力をもつ波動に取り憑かれてしまった・・・ 狼に変身する美少女、二人の親友らとともに繰り広げられる冒険…

異界駅……この世とは異なる世界、 通称『異界』にあると言われている都市伝説上の駅の総称。 その中の1つ、『まつゆき駅』が物語の舞台。 【あらすじ】 女子高生の黒河ユリは家出の…

とにかく、ぬいぐるみと一緒にいるのが何よりも幸せだった。たとえ四十前の独身男でも、彼女には言えなくても、カミングアウトすればどうなるか分かっていても…。あの可愛い子らの声が聞こえ…

　羽ヶ者学園高等学校三年三組の生徒たちは卒業式を迎えるはずだった。 　【皆様には、この異世界と化した学校から脱出して頂きます】 　そこはもう彼らが慣れ親しんだ学校ではなかっ…

探偵事務所の主たる私の元に訪れたのは、窶れた顔の男性だった。時計の呪いを解いて欲しいと言う彼と共に、彼の実家を目指すことにしたが、既に異変が起きていて……。第1章は全13話です。…

思わぬ事故でスマホが破損。通りがかりの車に乗せてもらったけれど、何かがおかしい。 エブリスタの妄想コンテスト「お金がない」応募したのに、何故か、書きあがらなかった作品。

銀河系遥かな未知の惑星に不時着したケンジ。しかし、そこには竜に似た生物がいてケンジに話しかけてくるのだった。

その世界に住むカイルという名のシマウマ。カイルは俊足で走ることなら誰にも負けたことがなかったが……。

正和3年(1314)晩春の頃。遠江国池田宿に立寄った“人狗”紀政綱（きの-まさつな）は、旧知の歩き巫女・麻乃に再会する。宿に住む武士から女の幽霊に関して相談を受けた政綱は、麻乃を…

　――不慮の事故で“異界下り”をした七峰七々緒には、異界下り以前の“記憶”が殆ど無い。 　周囲のモノ全てに現実味が感じられない七々緒が唯一現実感を感じるのは、従兄の半田社だけ。 …

その日、世界は一変した――。だというのに、人々は変わらず日常を装っている。 そんな中、しがない会社員である”紬木まほろ”を訪ねてくる者が。 「世界を救ってくれ？　……冗談でしょ？…

僕の手で世界が終わり。 僕は代償として魂と肉体を捧げた。 残り滓となった僕等は意思を持ち、破滅者である僕の魂と肉体を求め、滅びた世界で彷徨い続ける...

　どこからともなく現れる「白い女」に苦しめられる信乃。姉「小夜」の恋を思い返し、己自身、心の行き着く場もなく、ただ惑うばかりだった。 　そんな折、高階との開戦の日は着々と近づいて…

　大木村から帰った信乃は、現実をみつめ、とりあえずは「気封じの玉」に力が封じられなくても、なんとか力を制御できるようにと、かつて姉が修行時代に習っていた剣を習おうと思い立つ。 　…

　小夜の妹信乃（しの）は、大木村から南西の方角にある玉来村にたどりついた。意識不明のまま、玉来村の長、由良藤吾の息子藤吉郎と、その村に常駐する巫女・橘に助けられる。 　やがて意識…

　時は戦国、山深い大木村に、「巫女姫」と呼ばれる少女がいた。年は十九、小夜（さや）という。風を操る不思議な力を持っていたが、その力は村内だけの秘密とされていた。 　ある日小夜は山…

あの日、世界はぜんぶを壊されて––––白紙に返された。 あるものは炎が降ったと言い、あるものは氷が侵蝕したと言う。 地を揺るがす振動がすべてを砕いたのだとも、天を衝くほど高い波…

できればこうだったらいいな～～～！ と想像力過多な少女、夜裟菜　マイムは日々考えている。 丸々高校１年生、マイムは毎朝起きるのに大変な思いをしていた。 それは・・・ あま…

　演劇部のニワカ役者、三坂朔（みさか　はじめ）には秘密があった。舞台に立ってたった1週間で主役の台詞と演技をものにした彼の背後には、全てを操る影が潜んでいたのだ。 　影なしでは何…