「気付かなかった」を含む小説

　その日はいつもよりいやぁな日だった。 　両親は朝から大ゲンカしてるし、学校の違う親友モモちゃんには会えないし、友だちはクラスメイトをいじめてるし、それを止められない自分にも自己…

生まれてから現在までの、悲しみの記憶。

あなたの大事な人、大切な人は今どこにいますか？ あなたのそばにいますか？　どこか遠いところにいますか？ 笑っていますか？　泣いていますか？　怒っていますか？　それとも……。 終…

もしも、そうと気付かず他人に迷惑をかけていたら・・・？

高校に入学したばかりの愛は自身が嫌っているイケメン男子、秀平と出会う。秀平は愛にアプローチを始めるが愛はそれを信じられないと突っぱねる。 秀平はそれでも諦めずにアプローチを続け…

身近に潜む霊 戦場で一度も幽霊を見たことがない日本軍人をして恐怖に陥れた本国の怨霊たち 彼、彼女たちはなぜそこに潜むのか いつから、そこに いつも、そこに いつ、そこに …

街には今日もたくさんの人がいる。いなくなっても気付かれない…… なんて事はなく、結構なニュースになって色んな人の耳に触れる。 でも、触れるだけだ。蟲が、顔のそばを通り過ぎたみたい…

「夜霧」に酔った詩です。

友達との交換小説的な何か。 未来が見える＝生きる意味を失う 僕はそう思う。

宇宙で過ごす偉大な父、グラハム、地上に残された母と娘、娘のケイトは幼い頃から父を知らずに育ち、無意識に父の背中を探しながら成長していく、自分の道も見えないまま、流されながら、本人…

うちのご主人は解離性障害という人格が変わる病気です。この日記を書くのは中にいるかりんや！ 。ご主人（本人） シンママ。子供も障害児。完璧主義。 優しすぎる。いつもみんなの事ばか…

【あらすじ】 これは、高校二年生の春の出来事である。 放課後のチャイムの音が鳴り響く中、部活が休みだった俺は、下校の為にと靴箱へと向かっていた。 靴箱を開けると、パサリと一…

夏祭りの夜、浩一は些細な事から幼なじみの洋平を手に掛ける。 しかし、周囲の人間は気付かないどころか、洋平の存在が初めからなかったかのように振る舞う。

――20XX年、人は『夢』を見なくなった。 誰も気付かない内に。誰も誰もがそうとは思わない内に。いつしか瞼を閉じて広がるのは闇だけになり、脳が垣間見る夜の間の別世界、夢…

　お祭りが好きな少女――明月梨子は、引っ込み思案の自分とは対極な先輩・剣耀流に密かな憧れと想いを寄せていた。そして子供達を引き連れ、明るく能天気な自分を演じながら、毎年恒例のハロ…

新宿御苑の桜の樹の下に、夢見女館はあるのよ ……。 1998年同人誌『少女帝国』掲載作品。 文字数２００７２字。 夢見女館に引き寄せられる女達の性物語。 ※性的描写があります…

これは、ジャズを愛する人々がサークル・バンド・セッションを通じ、出会いと別れ——そして成長していく物語。 同性を好きになったり、音楽で生きて行く事に不安を感じたり、好きな人の恋…

優しいお姉さんが店番をする駄菓子屋。 出来心から、万引きに手を染めた少年。 お姉さんに気付かれてしまい、二度とその店に行かなくなった少年は—— 「ゆるし」をテーマにした、少年の心…

かばんたちが旅立ってから、何年も過ぎた。 ジャパリパークに住むフレンズたちは皆、元のなわばりへと帰ることとなる。そこで、「自分の力で生きる。自分の身は自分で守る」というパークの…