「覚えていない」を含む小説

どうしてもこだわりが強くて出来ないことってあると思うんです。 私は、句読点がここじゃなきゃ嫌だとか、そういうこだわりがあったり、今日はこの靴下じゃなきゃ嫌だったりと、他の人から…

あの日の事を覚えてる。 幼少の頃から遊んでいた彼女と、かけっこした日々を。 だけど僕は覚えていない。 僕は小さな頃から一緒に遊んでいたはずのあいつの顔が思い出せない。 決して追い…

いつからメイドとして働いているのか、なぜここで働いているのか、もう忘れてしまった。 自分の名前も、もう覚えていない。 だけど、もっと大事なものを忘れている気がする――。 …

人気子役として活躍していた桝谷莉雨【ますや・りう】。 莉雨が子役をやっていたことなんて誰も覚えていないくらい時は流れ、退屈な高校生活に溜め息を零す毎日。 クラスメイトと関わろう…

私の見る妙な夢を覚えていたら文章化！ 闘ったり旅したり、妙なものに出会ったり。 夢の主人公は基本私でない誰かであるのが特徴です。 夢に妙に現実感があるので実はちょと怖かったり。…

あらゆる事情でこの世を去った者たちを精巧に作られた機械乙女として蘇生させるプロジェクト。生まれ変わった彼女らは、「蜘蛛の巣」と呼ばれる施設で姉妹として集団生活をし、社会復帰のため…

　去年の「初夢」は小説にして「カクヨム」に掲載しました。今年も同じことを狙っていたのですが、年明けから見た夢で、起きてから覚えていた夢は、あまりストーリー的な夢ではありませんでし…

「輪廻転生の輪をくぐってまたいつかきっと会えるわ。私があなたを覚えていなくてもいつか私を見つけてね。」 そう言い残して竜王の妻・香蘭《こうらん》は亡くなった。 香蘭が亡くなって…

【登場人物】 りょーこ・・・本名 弓車 涼子。癖強な腐女子で性格はかなり変でメガネを固執することで生きがいを感じている。NTRを常に拒絶することで逆に快感を覚えていてわざとNT…

別れたいと思ったのはいつだっただろう。 浮気されたときだっただろうか、デートがなくなったときだろうか。 もうよく覚えていないけれど、きっと嫌いじゃなかったよ。 だから思う。 馬…

奈良時代の人物、長屋王。彼が死に追いやられた『長屋王の変』を題材にした、歴史小説です。 『散華 ～歴史人物死に際アンソロジー～』（同人誌）に掲載していただきました。

目が覚めると自分の名も分からなくなっていた。 記憶を取り戻すために自分がいたであろう戦場に行くが、戦争は終わっていた 記憶も戻らず行く宛画にためにその村でお世話になることにす…

少年リアラは記憶喪失である。自分が誰なのか思い出せず、自分の思い出も何かも分からない。何故俺は人間離れした力を持っているのか、何故意志のある本を持っているのかも覚えていない。だが…

前世での名前なんかは忘れたけど、小学生の時に夢中になったゲームは覚えていた。 『悠久の大陸・カサンドラ』 　 　広い大陸で助かる国は一つだけ！という、デスゲームのようなRPGで…

翡翠は完璧な双子の兄・琥珀に劣等感を覚えていた。しかし、ある日いきなり琥珀が女装して現れ、「一緒に出かけて」と頼んできて……？　すれちがってしまった双子の物語。

夢を見る。それ自体は当たり前のこと。誰もが眠ると夢を見ている。起きた時には覚えていなかったり、すぐ忘れてしまったり。だから気にとめる人はいないだろう。そして夢はコントロールするこ…

一話完結の掌編。 ✳【エブリスタ】でも同内容で公開中の小説です。

この文章がどのジャンルに成るのか分かりませんが、自分の今の思いを文章にしてみました。中高年の人と現在若者の人では感じる事、考え方は違うでしょうから、コメントでも良いので聞かせてく…

元気で明るい女の子【七海莉菜(ななみりな)】はとある事故で「毎日記憶がリセットされる」とい記憶喪失になった。莉菜が唯一覚えている記憶は、母のことだけ。闘病中の恋人と名乗る【柊優(…

日々に退屈を覚えていた翔吾は、ある日不思議な感性を持つ麦穂と出会う。自由奔放で読めない彼女に翔吾は振り回されるように。彼女の祖父を突き飛ばしたひったくり犯を追ううちに、辿り着いた…