「紡ぎ」を含む小説

朔は、長く大原で数人の侍女と共に暮らしていた。 ある夜、兼ねてからの約束があり、『月読』のひとりに外へ連れだされる。 朔は、幼い頃の記憶が喪失しており、それがなぜなのかは分からな…

ゲームブック「聖剣ダンジョン～君は勇者になれるか～」の続編です。とは言え、前作を遊んでいなくても楽しめる作りになっています。前作を未プレイで興味のある方は下記リンクへ。 前作 …

ベッドに入ってから眠るまでの少しの時間。貴方が素敵な夢を見られる様、御伽噺を紡ぎましょう。 1話目[コンセント、図書館、木槌]がお題の三題噺。 2話目[引っ越し、大理石、兀兀(こ…

築地村からここ、結泉神社（ゆいいずみじんじゃ）に住まう事になった糸を紡ぐ中学生の佐々木百合という人（？）と同じく神社に住んでいる葉月と弥生 そして、神主である響 そんななか…

～僕の親友へ 　死にたいと思うこともある。僕らは耐えられなくて、少し道を逸れてしまった。だから歩けなくなってしまった。 　 　生きてれば死にたいと思うこともある。それは、どんな人…

明治二十三年の日本。 近代化の進む横浜の街を舞台に、イギリスからやって来た一人の紳士と、その前に現れた日本人の少女が、ひとつ屋根の下で紡ぎ出す、過去と現在をつなげるための物語。 …

それまで平凡な人生を歩んでいた私が、ある出会いから一流の作家になるために進み始めます。 これは、あの人と私の紡ぎ出す単なる机上の空論では終わらない実戦的な創作論。

町が災厄に襲われ、生贄に差し出された男。 悪魔は生贄である男にその人生の意味を問う。 対話から紡ぎ出される男の価値観、そして生きる意義を抉り出す悪魔の言葉。 果たして二人の結末…

軍事国家カトリス。戦争が絶えないこの国に 「会いたい」という希望だけを胸に秘めた少女がいた。 思い人は生きているかも分からない。そんな少女と二人の少年が繰り広げる、人探し異世…

　7年ぶりに異世界に召喚された僕は、かつて大切な人の命を奪った、敵というべき女性と再会する。大切な人とかわした約束を守るため、僕は捕らわれの身の女性を監獄から解放しようと決意する…

連続通り魔事件の発生により、街はどこかピリピリとした空気を漂わせていた。大学二年生になる瀬尾結華は、そんな街の様子などお構いなしで、毎晩のように夜道をさまよう。四件目の通り魔事件…

古今東西の商人（あきんど）が軒を連ねる静賀（せいか）の町の外れには、かつて妖の根城であったと噂される、城鉦（しろかね）という名の霊山があった。夏の盛りを過ぎた残暑の折節、いつもの…

わたしは悩み続けるだけで、みなさんにはなにも解決法を提示出来ないかもしれない。それでも、わたしは表現したい。

時は大正時代。 とある国のお転婆なお姫様は今日も巡りを求めて、お屋敷を抜け出す。桜の季節、そんな日常が遂に運命の巡りをもたらした。その出会いがやがて大きな事件をもたらすとも知らず…

その歌声は、世界を滅ぼす。 美しい歌を紡ぎながら人々の命を奪う、〝滅亡の歌姫〟の正体とは？

陰鬱なヲタクと詰られる主人公・相楽紅葉は、感覚と閃きで謎を解くパズル作家。 親友の箱田兄妹。その養母、永遠子。 十三年前の箱田九十九殺害の謎を追いながら、 友情と恋と謎がパズル…

自作の詩集。 ｢旅人｣より前の作品は2004～2006年に書いたもの。 （その内｢世界で一番遠くにいる隣人へ｣だけ、それ以前） 記録をとってなかったので順不同。 （当時、自作Ｈ…

白い病室のベッドで身動きすらとれずにもう死に向かうしかなかったオレ。 しかし不意に現れた黒衣の紳士と、彼が示す全てに於いての自由を得る方法…… それは呪いとしてオレに与えられた神…

いさなくんはへんなひと。 あたしが知ってる人の中できっと一番へんなひと。 いさなくんは、あたしのことを主って呼ぶ。 毎日毎日飽きもせずあたしの写真を撮る。 それを並べたアルバム…

短い言葉や文で伝えたい想いがある。 うまく言い表せる自信なんかないけど。 それでも伝えたい、届けたい、この想いを残したいって。 １ページ完結。