「月 秋」を含む小説

秋の足音もない8月31日。 幽霊の季節が終わる頃。 奴は俺に話しかけたのだ。

昭和56年9月、秋の気配と暑さが残る東京都内で連続殺人事件が発生した。被害者は刃物のような物で体中を切り刻まれ殺害されており「Nightmare殺人事件」として恐れられた。事件の…

中３の秋、俺はテレビに映るアイドルを見た。ひじり８４の山吹さくら。俺と同い年。歌がどうとか踊りがどうとかっていうのは俺には分からない。けど俺の心臓は高周波を記録し、どんどん高鳴っ…

6月28日　後半のストーリーを修正しました。1話完結なのは変わらずです。 6月13日　冒頭部分と、全体通して少し修正しました。どこを変えたか残しておきたくてそのままにしていま…

父サンデーサイレンス、母ワキアの間に産まれ、デビュー1年目は名馬と言われるには散々な結果に終わるが翌年オープン勝ちを皮切りに（重賞5連勝含む)6連勝、文句無しの1番人気で秋の大舞…

訳あって家出した名門校のＪＫ は夜の街で新たな世界の扉を開く。 道を踏み外しても、こんな出会いがあったっていいじゃないか。 そんな出会いこそ本当の価値がある気がする。 夜のネズ…

時は中世、奈良の治安は悪化の一途をたどる。乱れすさんだ世の犠牲となるのは悲しいかな、か弱き存在。御法も人心もすさぶ末法の世に、いかにか忍んで生きるべき。忍べども、もとより報われる…

村中の大きな屋敷に一人で住む男、桂木。彼は頑固な性格で、春が嫌いな男だった。ある春の日、1通の手紙が届く。それは、亡くなった妻からの手紙だった。 昨年の月一小説です。お題「春」…

和風妖討伐ファンタジー 「秋の鹿は笛に寄る」　恋に身を滅ぼす喩え。 「男」であることを望まれた少年と、無自覚な気持ちを利用された少女の物語。 日の國には、『妖』を討伐する為に編…

時は室町。月が美しい秋の夜、武家の夫婦は杯片手に鬼女紅葉の伝説について語り合う。己には勿体ないほどに美しい妻にいつまでも馴染めぬ夫は、最近ある娘を寵していたのだが……。鬼女伝説に…

高校に入学して早半年以上。季節は10月後半に差し掛かった秋。月城千草は好きな子と両思いだと知り、放課後教室で公開告白。いけると確信していたので、周りの目など気にも止めなかった千草…

戦国時代も末の薩摩と日向。まだ島津が伊東氏と五分の争いを繰り広げていた頃。 舞台は島津の有力支族、北郷氏の居城。 才色兼備の姫君は、ある日出会った姉弟を気に入り、城に迎え入れた。…

Romancer『珍味佳肴』（縦書き表示）中の超ショートショート２編を、自主企画《200文字で前後編》の規定に合うよう、若干改変して投稿しました。どう頑張って削っても制限字数いっ…

秋の終わりのサンナ村。娼館〈緑月楼〉の小人族（オゼット）の娼婦ばかりが、次々に襲われるという事件が発生した。 ゴルカンは、村の治安組織〈黒帽隊〉に雇われ、用心棒として〈緑月楼〉警…

【2020年2月1日（土）スニーカー文庫より発売！】 父親の再婚によって、俺・志木春斗には3人の義姉が出来た。 三女の夏希――17歳の高校3年生で、俺の通う学校の生徒会長。清…

私！　柴田ヒロミ！ 結婚４年目、現在育休中の26歳一児のママでっす！ 家族は、旦那さんのカズさんともうすぐ８か月になる愛娘のりぃちゃん！ 最近のマイブームは、りぃちゃんの寝相アー…

秋も終わりの桜並木。超絶女嫌いで元・不良の篤に馬乗りになったのは、美少女転校生の相原優月。一ヶ月限定の恋を突きつけた優月には絶対に言えない秘密があり…。何も知らない篤の戦いのゴン…

高校二年、秋。陸上部の白河咲は自身の中に生まれた焦りに悩んでいた。 人間関係をおざなりにして、陸上だけに打ち込んで来たツケが回ってきたのだ。 その焦りは怪我や周りからの言葉でどう…

青島太一の妹が、ある日突然、スケルトンに変わり果ててしまった。 その呪いを受けた太一も、スケルトンに変わり果ててしまった。 そんな二人が人間に戻るためには、渋谷スクランブル交差点…

静寂の中、ジージーと虫の声が聞こえる。 雲ひとつない夜空に、丸く浮かぶ月。 満天の星。 ……ここ、東京なんだぜ。 ※１話１話は短めです。 　全体で10,000字程度…