「#死にたい ＃短編」を含む小説

人が住めなくなった星を旅立つ人間は、何を思うのか。 SNSに投稿した小説に、改稿を加えての再掲です。 ※ノベルアップ＋にも同作品を掲載しています。

「あなたは死にました。あなたに能力を授けます。その能力を使って、ある人を幸せにしてください。さもなくば地獄行きです」 どんな能力で誰を幸せにすれば……？ そう思いながら聡は雨を…

自分の気持ちに蓋をしていると体に毒が回って死にそうになりますよね。解毒しましょう。

『死にたいですね……そうだ、死に方をヤフー知恵袋で検索しましょう』 『いや、ググれよ』 　隣の部屋に越して来た女子高生は、死ぬ死ぬ詐欺を繰り返すとんでもなかまってちゃんだっ…

ある日突然、ニートなこどおじハッカーの俺が連れてこられたのは謎のタワー。 そこにはあるものが隠されているらしく、それを奪うためにセキュリティ解除要員として起用されたらしい。 彼ら…

私の親友は死について語りたがる。 しかし彼女は死にたがりではない。 子どもの頃から大人になった現在まで、“死”に憑りつかれた彼女は飽くことなく今日も私に問いかける。 …

主人公は１人殺す毎に２億円支払うアプリを使って人殺しをする。それによって既に借金１０８兆円に到達したから今月中は怖いもの知らずの強気だった。しかし、今月が終わると借金返済不可能の…

俺はこれまで多くの人間を死に追いやって、知らず知らずのうちに死神のノルマを助けていたらしい。その功績を買われ、死神から思いがけない恩恵を受けることになった。 「おまえはもうすぐ死…

なんでだろうな……まだ死にたくねえって思っちまう。妻にも娘にも逃げられたってのによ。妻とまた一夜を共にしたいって思うし娘もいい歳だ。娘が彼氏つれてきてよこの人と結婚したいですって…

俺――川原良太には彼女がいる。ちなみに彼女であり幼馴染でもある。彼女の名は大橋陽菜。陽菜とはラブラブで、それはもう最高の日々を送っている…………はずだったのだが、ある日俺は陽菜の…

～ただ、ささやかに生きて、ひっそりと死にたい～　そう願う少女がいた。 明治末期の帝都・東京。 手広く商売を広げる商家・三笠家の長女として生まれた絹子。 しかし、絹子の父・茂は婿…

12歳のボクが繰り返すのは姉が死ぬ”今日”。 何をしても、どんな手を打っても、姉は死に、今日は繰り返される。 どうやったら時間のループから抜け出せるのか、そして姉を助けられるのか…

家庭の事情で無気力に生きる悠里。ビルの屋上で一人、自分が死ぬ妄想を繰り返す。 と、その時、突風に煽られ彼女はビルの下へと落ちた。 死を受け入れた彼女が、その後、何を見て、何を思う…

自殺を諦め続ける男の話

深夜番組の中でも一際視聴者を選ぶダークファンタジーアニメ。『裏切られ勇者は血の復讐歌をウタう』 話は矛盾だらけ、陰惨だが退屈な展開が続くそのアニメを観続ける目的はただ一つ。 結婚…

「死にたい」と言う彼女の、心の中をのぞくことはできない。それでも僕は日々の言葉を受け止めて行く。

日直の当番で朝早く出ることになり、エコロジー重視の禁を破ることになった高校１年生の日向透は、マンションから落ちてきた植木鉢であやうく死にそうになる。出会った二人の高梨さんはどうや…

僕はついさっきまで死にたいと思いながら川面を見つめていたはずだった。 だけど今、僕は学校へと向かっている。 純粋な殺意だけを抱きながら。

麗しくも恐ろしい魔王ブリジット。彼女が腕を振れば大地は裂け、彼女が睨めば命ある者は死にたえる。しないけど。出来るけど、しない。そんなことしてる暇はない。 そう、彼女は忙しい。二…

国から給付された10万円、使い方は人それぞれだったと思います。生活費にしたり、パーっと使ってしまったり、貯金したり... これは、理想の生き方なんて考えたこともないのに理想の死に…