「SFディストピア」を含む小説

　異世界の魔法大陸エイジアの東方海上に浮かぶ、弓状列島『ブロッケン』。 　ここには多数の邪悪な魔女たちが、強力なる結界で閉じ込められていた。 　しかし、年に一度の魔女の祝祭の…

原因不明の筋委縮性難病にかかり、その治療法が確立されるまでの延命措置として冷凍睡眠≪コールドスリープ≫で眠らされていた僕が目覚めたのは異世界だった？ コールドスリープ中に死んで…

あらすじ 「父さんと母さんはね。……殺されたんだよ。“月観”に。“アマテラス”に」 　２０９４年。世界大戦を経て、新東京と言う箱庭の中、“アマテラス”と呼ばれる司法機能、監視…

永遠に生きる私達は、罪を犯す。 ー死は罪です。死は罪です。死は罪です。 この世界から逃げ出せることを願いながら。 ー自殺は罪です。自殺は罪です。自殺は罪です。

　20XX年。世界の歴史が二十二世紀にはいろうとしたその年に、イースター島（ラパヌイ）に生じた大穴からは金塊・高級装飾品・グランドピアノなどあらゆる物品が噴き出す。最初こそ狂喜…

　――到着予定時刻まで、あと十分です。 　眼球に設置された視覚素子が、視界にそう表示した。どうやら、居眠りの時間はないらしい。わたしは手元の鞄を探り、身分証を確認した。 「第五種…

謎の病で人々が消えゆく世界。 20年前に兄を失った怜は、35歳になり結婚することになる。 人々がいくら幸せを謳歌しようとも、消失は止まらない。 人類が終末に向かう中、怜は渦巻…

KAC7本目「21回目」 最初見たときそれがお題だと認識できなかったのはここだけのお話ですｗ さて今回は素直に「21回目」をそのままの意味で使うことにしました。 舞台は21世…

僕はある日、海を渡って来た放浪者に『読者』の存在を聞かされる。それは太古の知識を得る為のキーパーソン。僕は仲間たちと読者探しの旅に出る決意をした。 KAC2021 6回目お題「…

西暦一万年以上の未来。大戦と復興の繰り返しに疲弊した世界の半分はAIにより支配を受けている。宇宙空間に設置された人工衛星では管理された人類が暮らし、「人類を誘惑する有害な危険物」…

とある思想警察官僚がのこした日記 KAC20215参加作品

物理侵略戦争、非武装論理紛争、新種キメラウイルス、宇宙気象兵器。そして、それは五番目の国家破壊方法と呼ばれた。 対人兵器のロボットに搭載された人工知能が直観能力を持った時、人類…

21XX年、世界は新種のウイルスとの戦いに直面していた。 しかし、凡そ100年前のCOVID-19との戦いに勝利した人類にはその経験が根付いていた。 『ステイホーム』『おうち…

旅人が着いた町は、寿命がわかる不思議な町だった。 ※「小説家になろう」さんにも投稿しています

自分自身で、何も決めなくてよい時代が来た。 今日の献立も、就くべき職分も、その生き方さえも。

――人類はたくさん間違えてきたけれど、間違いなく最終的な幸福を手にすることができた。 何もかもがうまくいったとして、その先にある未来は本当に素晴らしい未来だろうか？

※本作は現実を元にしたフィクションです※

23世紀。人口爆発に対処できなくなった人類は、効率的な食料供給を追い求めるあまり、食事という文化を解体した。料理という言葉の意味は、供給される栄養価を調整された無味無臭のキャンバ…

第一バチカン公会議の予備会議において科学が制限された。 天の書トリロジーの神の戒めが法の根拠とされている。 人々が望む「人間らしさ」がそれに次ぐ規範となっている世界。