「部誌」を含む小説

部活の部誌に乗せていた短短編を纏めました。 甘いような苦いような儚いような痛いようなショート集です。

部誌用に書きました。 貴方達は、《ホシゾラ依頼社》の後継に選ばれました。この依頼社というのは、誰しもが抱える公に出来ない願いを叶えて回る者達のことです。人探し、物探し、謎の真相…

自動微細機械式全般性生命機関、通称『天使』。人類史上最大の発明であるこのナノマシンは、ユーザーが死ぬその瞬間までの思考、人格、記憶を全てデータ化し、バックアップする。ユーザーの人…

幼馴染を花火大会に誘った夏。帰りに事故へ巻き込まれたその子が帰ってくる。 知り合いの作品のオマージュです。掲載許可を頂いております。 オマージュ先、並びに本作品は 東京工業大…

文芸部部誌「文芸部」に一部改変して掲載

【あらすじ】 弘江が進学した高校では、「必ず部活に所属しなくてはならない」という規則が定められていた。中学生のときに帰宅部だった弘江は、消去法の末に美術部と文芸部に志望を絞る。 …

新入部員の勧誘に失敗した、とある高校の文芸部。あれこれ画策して部員を集めて、人が増えたり減ったり、部誌をつくったり、主人公が女の子といちゃいちゃしたり、しなかったり、したりしなか…

新入部員の勧誘にどうにか成功した、とある高校の文芸部。幽霊部員な主人公は、幽霊部員な女の子といっしょに、変な夢をみたり、変な声を聞いたりする。部誌をつくったり、主人公が女の子とい…

詩集『夢幻泡影戀日記』のスピンオフ。自分の学校の文芸部誌に寄稿したものです。 高校生の切なくて甘い青春の恋愛を綴りました。切なさに浸り、ちょっぴりキュンとしてもらえたら嬉しいです…

　――七不思議はあるよ。 　全てはその一言から始まった。 　文芸部に所属する中山彩音は文化祭で配布する部誌の題材に頭を悩ませていた。そんなところに突然転がり込んだ、地元・伊隈の地…

高校の部活動で部誌に寄稿した作品に若干の加筆修正をしました。 架空の国を舞台に、生まれながらに役目を背負った第三王子と、第三王子の護衛として造られた女の子との悲恋。 技量が足り…

小学四年生の紡は物語を書くことが趣味だったが、クラスメイトにそれをからかわれ、深く傷つき不登校になる。それから四年後、中学二年生になった紡は訪れた図書館で二つ年上の高校生・凛太郎…

四季に纏わる短編集。 部活の部誌のために書き下ろした短編のまとめです。 ・青嵐･･････幼馴染。ライトなBL。眩くて苦しい夏のはなし。 ・あの朝に咲いた花･･････夏目漱石作…

　AIを利用した創作活動が主流になり、アナログや紙媒体の創作物の稀少価値が高まった時代。 　男子大学生――湯原温志（ゆはら あつし）は、一次創作小説原稿を仕上げるため、旅館に一人…

高校の文芸部部員の小濱芽沙（おばまめさ）は文芸部の部誌の締め切りが迫る中でなかなか話しを掛けないでいた、 そんな時に部室にはクラスメイトの美少女、結城まりあが来て幼なじみの蒲田薫…

作者が文芸部で書いた冬の短編です。 第一話「暗闇とクリスマス」 放棄された図書館で白く色あせたサンタクロースの絵本を拾った少年と、過去に未曾有の災害が襲い滅茶苦茶になった世界の物…

「別れない？　わたしたち」 衝動的に別れ話を切り出したことを後悔する私。思い出の喫茶店。あのとき彼と一緒に食べたレモンタルトが今日は苦い。ふと窓の外を見ると、季節外れのサンタが現…

有志による部誌を制作・文化祭にて配布を致しました。 夏に「海」「旅」「雲」という共通テーマを設定し気軽に創作へ挑戦してみる、という企画を行ったのですがそのおかげか今までで最も作品…

　高校の文化祭で、文芸部のスペースに妙な客が来た。その男は、部誌を読むなり、「密度が低い」と批判してきて――。 　作者の実体験から着想を得た日常の一幕。例によって機能していない要…