「ここに記す」を含む小説

二年前に突如として始まった内戦は既に勝敗を決する処に至っていた。長崎を目指して歩き、撃ち、踏み越えるだけの戦争だった。あの日までは..... 内戦末期の大宰府、瓦礫だけが残る旧市…

　それは突然のことでした。 　フォトショップで自作小説のキャラクター（デザイン画）を描いていたら、急にペンの挙動がおかしくなったのです。

全ての愛が幸せな最後を迎えるのは夢物語だ、だが…それでも抗った彼の話をここに記す。決して報われることもなく、想いすら伝わるらずとも…。ただ大切な者を死んでも護ろうとした彼の……絶…

ウィリアム・リンデンは辺境都市の料理人であった。しかし、ある日ドラゴンに街を襲われ、焼け出されてしまう。幸いドラゴンは冒険者によって討伐されたのだが、その冒険者に振る舞った料理か…

　ここは、天界と呼ばれ、ほぼ全ての生きとし生けるものが、最後に訪れる場所。 　いや、最初に訪れる場所なのかもしれない。 　魂の流転を管理する、転生課、様々な世界を管理し、統制…

オタクが推しについて詠んでいるだけ。 推しの正体が分かったあなたは私と打ち上げ花火をあげよう！

(不定期投稿) 現実世界とはまた違う世界。エルフや獣人などの亜人、魔族や魔獣が存在する世界。 そんな世界の勇者と魔王の戦いが神話として語られるようになった時代。文明が近代化へと…

ふと思いついたのでこれは皆さんに共有しなければならない情報だと 認識したのでここに記す事にする。

赤木花帆として生まれる前から、彼女の運命は定められていた。 花帆にとっての信仰、自由、そして愛とは？　がんじがらめに生きた花帆の生をここに記す。 注意）作中では「わたし」と「私…

筆者は実は元某有名コンビニエンスストア加盟店オーナーでありました。 約10年と少しの加盟店オーナーの経験と、若かりしときのフランチャイズ店従業員であった経験をもとに、これからフラ…

目覚めたら世界が少しおかしくなっていた。 身体は勝手に動くし、意識はあるのに抗えない。 私が買われたり、落札者に捨てられたり、魔王に封印を解いてもらったり、大魔王を召喚して悪い…

助けになるかはわからない。 ただ、数多ある道の一つをここに記す。

シングルマザーの梨華は、毎日の激務でお疲れ気味。そんな梨華は、ある朝寝坊してしまう。焦って準備を整え、娘の理恵を起こそうとしたが、もうベットに娘の姿は無く...。温かく何気ない生…

この話はノンフィクションです。 私、外川翠は20歳の時、摂食障害になった。 30歳を目前に、私はまだこの病を手放せないでいる。 リアルな摂食障害の怖さ、体験をここに記す。

「わたし」が過去に交わったお医者さんを集めたら、総合病院ができそうなので、ここに記すことにしました。 専門とする科の違いで性癖は変わるのかしら？ アナタのお気に入りのドクター…

「処女であるワタシを抱いてくださいイケメン様……とでもいうのかい?」 すべてはここからはじまった。 「宗教放棄者にちょうど良い場所」 それは一体なんだろうか。共産主義のような国家…

私に残された時間はもうわずか。長年連れ添って生きてきた妻や友人たちともまもなく別れの時である。室内でひとり、今まで誰にもうちあけられずにいた想いをここに記すこととする。矛盾してい…

梲の上がらぬとある小説家。妻子有り。執筆と娘の夜泣きとの狭間で、束の間見た夢の記録。

みなさんにもあやしい事は起きている。ただ、時が過ぎ忘却するのか、気づかないのか、見ようとしないのか。その刹那をここに記す。

時に泣いて時に笑って――私という一人の人間が描き出す「アイ」の形。