「泣くまで」を含む小説

「次の方、どうぞ」部屋の中には鬼が座っている。奥に洋風の扉。「成仏できない人は開けることができません」と鬼は言う。そんな部屋に10度目のチャレンジとなる若い女性が入った。

笑う者、泣く者、悲喜こもごものドラマが今年も開幕する。

「君は私の世界に踏み込んでいい人だよ」 共に笑うこと、泣くこと、君の代わりに怒ること。それが俺の在り方である。

※2021年1月の作品です。

幼馴染３人の切ないお話。 奈都から、3年前に引っ越してしまった圭に会いたいと相談された僕（拓）。 奈都に恋心を抱いている僕は、複雑な思いのまま奈都に付き添うことになる。 圭に会え…

「おっぱいを揉むほど強くなるスキルだって？」 「ええ。それがあなたに授けることができるチート能力です」 　異世界転生に付き物のチートをもらえるのはありがたいが……。 　なぜこ…

思いついたので書きました。最後に赤鬼が泣きます。

　真っ暗闇で女の子が泣いている。 　こんなところにはもういたくないと、痛そうな声で泣く小学生くらいの女の子。 　気がついたら声をかけていた、ならお姉さんと一緒に海でも見に行かない…

高校生になって、クラスに馴染めない桔梗。しょんぼり花壇でお昼を食べていたら、何だか、怒られた。でも怖くなかった。 でも、桔梗にだけ許される、ネリネと言う男子に気に入られた。 ネリ…

読んでみてください。 雪が降り積もるクリスマスイブの夜に宅配ドライバーのお父さんが、お客さんの所に荷物を運ぶお話です

ど真ん中で日の光を受けて喝采を浴びるひとはそのままゆけばいい 世の中のはじっこのすみっこで、ぺた、とへたり込んでいるキミを そう、そこのキミを 捨てないよ そういうひとが…

ただの高校生"如月迅"はある日に不思議な少女と出会う。 その不思議な少女は猫を撫でながらこう言う。 ｢君も猫を触りにきたの？｣ ｢あ、あぁ｣ これが俺と"エレノア"の出会いだっ…

純真な主人公、空（そら）が、画家でふざけた女、翔に大々的に恋をする。

人生とは不思議なもので、 「誰かと一緒に暮らすなんて私には無理！」と実家を出たのに 結婚相手は100年続く植木屋の4代目。 泣く子も黙るコワい義祖母、天然な舅姑、そしてロン毛の植…

妹と姉のあれこれです。 コメディーなので軽く読んでいただければと思います。

泣きたいって唐突に思ったことありませんか？ これはいつの日か泣くのを忘れてしまった主人公、 心の辛さに気づくことができる信号、それを思い出すには・・

私、染谷琴音(そめやことね)は、超高齢出産で生まれ、母とは祖母と孫ほど歳が離れている。 だから人より早くこんな日がやってくる。 物心ついた頃からぼんやりと、そんな覚悟はしていたけ…

だいぶ昔に書いたものの転載です。元ネタは確かロシアの民話だったようなうろ覚え。