「口ばっかり」を含む小説

学校からの帰り道。 沖井、家礼多、辻居の三人は退屈をもて余していた。 そこで怪談好きの沖井が語りだしたのは「口裂け女」に関する噂だった。 辻居はそれをバカバカしいと一笑に付したが…

目を覚ますと、見知らぬ世界で身体が剣になっていた普通の大学生『九條ユウ』。 混乱する彼を拾ったのは、圧倒的な実力を持ちながらただの農夫にすらビビる魔術師の少女『アイン＝ナット』…

　六月十四日――。 　その日に隕石が落ちてから、物語は動き出す。 　主人公の中学生の少年は隕石が落ちて以来、一年近く同じ夢を見続けていた。それは自身の両足に秘められた使い方を示す…

夢に誘われた葎子 甘い夢の果てに禁断の言葉を口にしてしまう 甘い甘い快楽に溺れていく 運命にあがらう姫 彼女の人生は短く儚い 葎子を誘い、手に入れた夢 お互いがお互いの非現実…

夏でも長い黒髪の菜々子。 その黒髪は、家族には厄介だと思われている。 ふと、排水口から聞こえる音が気になり出した菜々子は……。 日常に潜むホラー。

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　格さんこと渥美格之進と六兵衛は、はぐれてしまった水戸の御老公一行の後を追っていた。うっかりにも六兵衛が前の宿場に印籠を忘れてきて…

星が欲しい。 何万光年先のキラキラ光る星の一粒が欲しい。 手の平に乗せて堪能した後、ひょいと口にいれて食べてしまいたい。 ★★★ SSメーカー使ってみたくて考えた詩です。 な…

　あの日、彼女は助けて、とは言わなかった。 　助けて、とはいってくれなかった。 　ただ、諦めきった顔で彼女はたった一つの願いを口にした。 　殺してほしい、と。 　彼はその願いを叶…

関東北部の地方都市神津山市で、妖怪を目撃した……神隠しがあった……などという都市伝説が囁かれていた。 だがそれは、単なる噂ではなかった。 日常に迫る脅威から大切な人々を守るため、…

–　巡り出会う商い人の馬車に雨が当たりて風が舞う。 得る物は小さな金と成り失う大きな金と成り 街に辿りて出会うは人の懐の金と情け。暖を取る宿でにて仕入れの品に惚れても財布の口は …

妖怪は確かに存在している。 あなたのすぐ近くにも。 きっと。 やっぱり、僕の妻もそうかもしれないけど。 でも、妻だけとは言い切れなかったようで……。 ※この奥さんの話はま…

名前 アルベルム・ラコフ 愛称 アル、ベルラ、アルム 種族 魔女 性別 ♂ 年齢 八百八十八歳 誕生日 不明(本人が忘れたから) 好物 雪飴(雪を溶かし砂糖と混ぜ固めたもの) 蔑…

高校二年の冬、中学から付き合いのある浅黄に対して檜垣の口から言うつもりのなかった言葉が出て――。

ふとしたはずみで金を口に入れた主人公。 そこから金しか口にできなくなる特殊体質に！ でもやっぱり食べるなら万札がいいよね ↓前回の投稿↓ 『第三回７日目だけ鬼ごっこなのに隠れ…

リレー小説企画【物書きリンカーン】第四話 今回の担当は東雲 彼方です。 #物書きリンカーン ①キルヒホッフの第二法則 @acedia419542441 https://kak…

とても美人な転校生飛田郁美。上級生から告白されまくっていているが全て断っている。同級生は相手にもされないし口もきいてもらえないと噂がありとても評判が悪い。私は席が隣になり、飛田さ…

夏休みに友人の実家がある寝群村（ネムラ）に遊びに来た少女は、猫を御神体として大切に扱う不思議な村の生活文化と国立公園の管理を担う村の人々との交流を描く… ただし、これはビジター…

毎晩のように夢にうなされる日々を送る。 ある日、夢の中である人物から普段の日常を疑う言葉を聞く。 夢と現実の境界線とは一体なんなのか。 なにが真実で、なにが嘘なのか。 登場人物…

奇妙な怪物群に襲われだした二十一世紀末の地球、ユーラシア東端の軍港のある街にて。 類まれなる美貌と美声故に自由に生きることが叶わず、辱めを受けた末に非業の死を遂げた母を持つ少女…

【〈あなたなしでは生きていけない】 の 〈僕〉sideです+ﾟ*｡:ﾟ 夜中に掛かって来た電話。 電話口の不安そうな声。 大丈夫だよ、 僕は君に永遠を誓うから。 独白です。