「病気 短編」を含む小説

また書いてしまった４弾です。 猫好きもここまで来ると病気かも……

　二年前、突如世界中で出現した謎の病「超能力《サイキック》」。それは、「常識を超えた特殊な力に目覚める」という病気だった。そんな超能力に罹った患者を「超能力者《サイキッカー》」と…

　『走れ墓よ　風のように　闇の中を　怖く惨く』 　ブラックサンタは寒空を駆ける！ 　お墓に跨り、元気よく！ 　棺に数多のプレゼント！ 　良い子悪い子いないかな？ 　白骨の獣に…

特定の理由があるわけではないけれど、うつろだ。 最近まで実体があって、急にぽっかり空いた穴ではない。毎日の単調な生活の中で、気がついたら、心の大部分を大きな穴が占めていた。 笑顔…

高校生の双子の兄妹、椿と樹の住む町には奇跡の桜と呼ばれる桜がある。 その桜の下に、死んだ人を埋めると生き返るという噂があった。 椿と樹の母は、病気で余命があとわずか。 二人が下…

太平洋戦争末期、疎開先の家の庭にあった病気の桜の木の看病を始めた子供達と桜の木の物語。 本作は終戦後五十年にあたり児童向け小説として書いたものです。 なので登場人物の年齢設定は…

そんなの嫌だよ！絶対！嫌だよ...っ 僕らの日常はその日から変わったのかもしれない。いや、世界が。 いつも通りに朝ご飯を食べ、学校に行き、帰り、夕飯を食べ、お風呂に入り、寝て…

掌編。短いのでサクッと読めるかと思います。 あ、カクヨム始めました。

雑誌編集者である花村太志は花食病という聞いたことない病気にかかってしまう。突然の余命宣告に戸惑う中、会社の新企画で出会った素敵な女性に心惹かれていく。そんな二人の運命とは……

ある帝国の辺境を、新皇帝が訪れる。　彼女は……。　 後にＳＦ『 Ｌｕｃｉｆｅｒ（ルシファー） 』シリーズや、 エッセイ『文明の星』シリーズに発展した、独立の短編です。 次の作品…

不登校児のユカの弟は、肩甲骨が翼に変化する病・「翼人症候群」にかかった。弟の付き添いで治療施設へ向かうユカは、その病の思いもよらない「秘密」を知ることになる……。 　　　＊ ファ…

母一人、子一人。 今子供は結婚して新たな家庭を築こうとしている。 母は息子を愛し、息子は母を愛している。 単純なことなのに、人生の節目で振り返らないと気付かないことがあります。 …

人の生死に関する短編。

天真爛漫な女子学生、宇多麗。 小柄で笑顔が素敵で、そして礼儀正しい。 そんな彼女は一つの病気を抱えていた。 彼女には「もの」が「人」に見えるのだった…… ちょっと切ない短編…

その場所はただひたすらに存在し続ける。 例え誰一人見ていなくとも、その場所はそこに存在し続ける。

大学の部誌に載せたもの。「彼女」と「彼」、「僕」と「私」の物語。

町はずれの静かな療養所にハッカは入院していた。ある日療養所の庭で本を読んでいると、どこからか少女の歌声が聞こえてきた。一番大きな花壇の前でその少女は歌っていた。 「骨導音」とは骨…

余命僅かの哲也と付き添う妻の明子は、現代では存在を証明されてない、本当にあるかもわからない「天国」で再び会えるのか。未来での「天国」の在り方を考えてみました。近未来ＳＦ短編です。

病気がちで身寄りもない少女はある日、死んだ叔父の部屋でとんでもない遺物を発見したが……。

高知に来て、余裕のない生活を送っていたが、田中さんと出会った。 ふとした時に思い出す、忘れられない言葉と光景。 高知を愛する僕の物語です。