「月 色」を含む小説

2057年、8月。色彩の無い部屋で五年間過ごしてきた人工知能の少女、マリー。彼女は高校生の少年と少女に出会い、初めて部屋を出ます。 『色』については見たことは無くとも、完璧に理解…

生まれてからずっと白黒の世界で生きてきた主人公。 いつか色が追加されることを信じていた。 色が１色増えるだけで、世界はこんなにも鮮やかになるの！？ ↓前回の投稿↓ 『いいね…

　引きこもりの少年、無花果が誘われたのはとある不登校児更生プログラム。なんでも一年間の学校生活の中で『あること』をすれば裏口入学就職斡旋なんでもありのバラ色の未来が待っているとい…

どうにも整理できない私の気持ちを現しました。悪しからず。 夢のエピソードは「波打ち際」です。

8月28日、世界から色が失われた。 世界中が陥り、その原因を探ろうと調査を開始する。そんな中、とある一件から解決に動き出した男子高校生、黒沢明人の元に一通の封筒が届く。中に入って…

——わたしは、かつて見た桜の色を今も思い出せないままだ。 旧・下木潟(シモキガタ)村。伝統的な東アジアの農村の姿を映し出すこの集落は、木星の南半球上空だいたい六十万キロメートル…

2024年2月30日。 アメーバ状の生命体が発見された。 繰り返される“今日”のなかで次々に色が消されていく。 闇に包まれていくトウキョウの街。 僕にだって世界は変えられる………

これは失敗したヒーローの物語。 失敗から始まるヒーローの物語。 突如現れた、世界から色を奪う怪人達の秘密結社『色喰』。 それに対抗する人類の守護者アルカンシエルは、しかしあと一…

堕落を抜けだしたい大学生祐（ユウ）は、かつての女颯紀（サキ）にセフレとして縛られている。 そんななか、病院にいた高貴だがそりの合わない女、渚月（ナツキ）と出会う。 自堕落を抜け出…

完結！ これは失われし京の巫女とその生まれ変わりである少女の、前世と現世、二つの時代を超えた戦いの物語。 東京都桜花市に住む中学二年生の京野舞は、幼馴染の結城司に想いを寄せて…

「桜色に染まる空の向こうで優しい死神は笑う」より改題・改稿の上、2020年6月25日KADOKAWAより発売されます。 書き下ろし番外編も収録されておりますのでよろしくお願いしま…

人間不信気味のチートな主人公が、悪魔や陰謀渦巻くドロドロ設定の乙女ゲームに転生。 「え？ 俺プレイしたことないんだけど……関係ないはずだよね？ 俺ってモブだよね？ だよね！？」と…

月と星と蛍の綺麗な夜に夫婦は子供を願いました。 一年後生まれた男の子はまるであの日を思わせるかのような色を持っていました。金の髪、左目は蛍のような緑色。しかし右目は濁った黒だった。

もう3月だというのに、雪が舞う。 僕はなぜかその交差点にいた。 どうして自分がそこにいるのかも分からない。 まるで突然記憶を失ってしまったような。 「どうしたの自殺志願者くん？…

日本は南北に長いですから、場所によっては正月なんて当然雪景色ですし、場所によっては雪なんて降りませんし。これは、たまに雪の正月になる場所の、ちょっとした様子です。 自主企画『雪…

『暁ロマンス』と同じく琥珀図書館の色題漆黒に書いた例の新婚夫婦の夫さん視点の詩です。 二人称は今回筆者の気分で変わっておりますが、ほんとうはこの夫さんには妻さんを「きみ」と…

2018年7月27日～28日筆。 自作品閲覧サイト「琥珀図書館」で挑戦している20の古代色名を使った小説課題の 東雲色(しののめいろ)の話です。 黄色味がかったピンク色です…

神崎　京　１７才　漆黒の髪、漆黒の瞳　純日本人 神崎天音　１７才　お日様色の金髪、光を通すと変わる青い瞳　日本クォーター 神崎桐吾　３６才　外見は２０代、京と天音の保護者　純日本…

「すみません、ここの色指定なんですけど」と訊かれたのは『青色透明』。指示としては特に問題が無いと思うが、どうにも質問者と話が通じていない。 自主企画『間違いやすい日本語を題材に…

私たち家族を繋いだのは青という色と何通もの手紙でした。 始まりは今はもう亡き父の手紙。母に向けた最後のラブレターです。それからというもの、私と母は大切なことは手紙で伝えるようにし…