「どんでん返し（？）」を含む小説

盆休み、実家に帰ってきた兄が「くねくねを知っているか？」と尋ねてきた。 これに僕は、「ネット発の怪談で、見たら発狂すると言われている」と答える。 しかし、兄に言わせれば、ネットの…

『成仏師』 それが私の仕事だ。 成仏師とは名前の通り、この世に未練がある死者を成仏させることが仕事だ。 死者を相手にしているのだから、もちろん私は“彼等”のことが視える。

パンツ君（本名）は、悩み中。「金がほしい。そうだ」荷物を受け取るだけの簡単仕事に、応募。詐欺の受け子？どんでん返し～！

　僕からの真剣な恋文に対して、彼女からの返事は『あなたの本棚を見せて』というものだった。本棚を見せてということは、あなたの知性を語ってと言っていることに等しい。しかし、自分の家に…

　代々四人の娘を生み、四季の神々に仕えさせてきた名家シーズン家に、五女が生まれた。四番目が双子だったのだ。生まれながらに不要な娘とされた五女はフィフスと名付けられ、世間から存在を…

二人の男による命のゲーム。 狂気のゲームの結末は？

ある日、カレーを作り過ぎたと言って、隣の部屋の女子大生がおすそ分けにやってきた。 夕食の準備前だった上、彼女が美人だったために、男はありがたく頂戴することにする。 しかし、翌日タ…

冒険者のアポロは、最愛の友である勇者ミネルヴァが魔王を討伐して帰ってくるのを心待ちにしていた。 だが、突如として帰還したミネルヴァは、王族を皆殺しにするという凄惨な事件を引き起…

シュナイザー帝国の東端マーロ村で生まれたショコラが母親の死をきっかけにして公爵令嬢となるシンデレラストーリーではないんです。 腹ペコ公爵令嬢が緩く頑張って行くそんな物語で終わるの…

少し表現がきついので変えています。 二行目は本当は「そうですね」

陰鬱としたある梅雨の日、市内の広告代理店に勤める男性、森下啓太の死体が発見された。遺体には包丁で刺された傷跡が複数残っていた。 なぜ、無惨にも森下は殺害されたのか。どうやらその…

以下あらすじでネタバレです。 定年の間近の捜査一課第二強行犯の沖谷は、十三年前に解決できなかった凄惨な事件現場があった渋谷の家に足を運んだ。昔ここで陰部を切り取られた男児を助け…

『2XXX年、地球に巨大な隕石が直撃します』 二十年前、政府は国民に衝撃的な声明を発表した。 それからというもの人類は隕石から逃れる為に、 着々と惑星「オアシス」への移住を進め…

ラブコメな青春に憧れる高校生――茂手太陽（もて　たいよう）。 好きな女の子と過ごす楽しい青春を送るため、彼はひたすら努力を繰り返したのだが――モテなかった。 それはもうモテな…

木之下真人(28)には三歳年下の可愛い妻と一人の息子がいた。妻の名前は莉里那(25)、小柄で胸が大きい自慢の妻だ。 ある日、体調を崩してしまい早退して自宅に戻ると、昼間はスーパ…

「4時44分44秒に家庭科準備室の姿見で合わせ鏡をすると……」 という、どこにでもあるような七不思議を実践したマリーは、 友人を鏡に吸い込まれてしまい、鏡にトラウマを抱え続けるこ…

ラジオアプリSpoonにて、うるうさん主催の【200字文庫ジャスト】という企画に際して執筆した作品群です。 本企画は、200字ぴったりの超短編作品を書き手が提出、読み手さんが朗読…

４コマ漫画のように。４行小説をお楽しみください。 第4集はこれまでとは少し違うテイストです。

カッコ悪い系主人公の金字塔、OHR 2021年スタート。 大学を卒業して小学校教諭になり、夢のひとり暮らし……のハズだったが、策にハメられてクラスの女子生徒（小５）と同居すること…

「色違いの紫陽花の下には死体が埋まっている！」 下校中、高校のクラスメイトが急にそんなことを言い出した。 彼女によると、死体の作用によって、赤い紫陽花が青色に変わることがあるそう…