「口ばっかり」を含む小説

吸血鬼ハンター・アレックスは悩み多き剣士である。 連作短編集。どこからでも読めます。時系列は順不同。 アレックス…吸血鬼ハンター。主人公っぽい。ヴァルゴの弟子。よく鬱になる。 …

香鳴裕人様の自主企画　同題異話SR -Sep.- 『夕紅とレモン味』に参加させていただきます。 拙作「名医の目井さん」の登場人物、非口食美とデンスにスポットを当てた話です。 …

　商店街のヒーローをやっているじっちゃんと孫であるボクのお話。 　敬老の日に突発で思い付いて一気に書き上げた作品です。 　誤字脱字については気づけば適時修正をしますが、応援コ…

運命なんて言葉、そろそろうざったく感じていませんか。 運命とは、超自然的な力に支配されてできた巡り合わせだそうです。 つまり、誰も正解がわからないことだからこそ軽々しく運命という…

物置となっている隣の部屋から毎日聞こえる声。その正体は並行世界に住む女の子だった。 僕は彼女のことを好きになるが、並行世界へは見えない壁にさえぎられて行くことはできない。僕がこの…

　木龍(ドラゴン)と、人間。 　かつて共に暮らしていた二つの種族は別たれ、人々は木龍から逃れるかたちで「箱庭」という都市で慎ましく暮らしていた。 　主人公のミルカは、その類まれ…

平凡に生きる主人公は友達と行ったカラオケで女の子と知り合う。その翌日、彼女の口から出た言葉は『殺されるの。』だった。彼女の真実とは？生きるとは？一体どういうことなのか。物語の最後…

街にはこんな噂がある。 夜な夜な人を襲っている怪物がいる。 街にはこんな噂がある。 そんな怪物たちを倒す『魔女』がいる。 彼女たちに救われた人々は口を揃えてこう言うのだ。 「花…

高校二年の春の日、自称ヤンキーの悠一郎は旧校舎の地下で卓球少女、乙音に遭遇した。しっかりユニフォームに着替えて壁打ち三昧の彼女、実は悠一郎の隣の家に住んでいてその上ストーカーだっ…

※異世界転生、異世界転移ものではありません。 三人称一元視点での描写。 地の分多め。 鬱展開や胸糞展開、ストレスの溜まる描写、若干の暴力描写あり。 一話の長さはちまち。 不定期更…

不遇の職業荷物持ち。それは冒険者に付いて歩き、集める素材を背負わされるだけの人々だ。だが、そんな荷物持ちには伝説と呼ばれる男が存在する。パーティー帰還率百％を約束する驚異の男だ。…

健くん、ジュースが飲みたい。 買い物帰り、店内の自動販売機前で大好きなお母さんにおねだりをしたくて散々やきもきするお話です。 おねだりをする罪悪感と喉の渇きとの間で悩む健くんは、…

私のお母さんはとにかく教育ママだ。そんなお母さんのことが大嫌い!!! お父さんも無関心なくせしてたまに口挟むのがほんとに嫌!! お兄ちゃんもどうして私を置いて出ていったのよ！ …

　バイト仲間の山波さんがいつもくれる飴は、口の中がキューっとなるような、砂糖のサの字も感じられない、振りきった『レモン味』だった。 　彼女とは年もおなじでシフトがかさなることも…

現役人気モデルの桜井叶美が転入してきたことは娯楽の少ない学校中の話題になった。 特にその手の話題に興味のない秋津修人の耳にまで届くほどに。 偶然落ち込む叶美を見つけて手を差し伸…

祖父のおかげで、優秀に育ち、十七歳になった頃には、落ち着いた男になっていた。 そんな時代もあっというまに、過ぎて、気づいたときには、海外の大学を一つ卒業しており、新しい道を知る為…

筆者が知人から紹介して貰ったのは、“視える”体質のある若い女性。その口から語られたのは、彼女がまだ十代の頃の体験談であった。

高2になる時、都会に出てみたいと思い、両親の反対を押しきってで中国地方から東京に引っ越してきた伊吹。 けれど、東京の高校生活は最悪になってしまった。 今更戻る訳にもいかない。彼は…

女子高生の杏子は口が悪い。 今日も、思い通りにならないことでいちいち悪態をつき、気に入らないクラスメイトの悪口を並べ立てる。 ところが、転んで後頭部を強く打った日を境に、杏子には…