「現代ファンタジー 青春」を含む小説

大切なものは目に見えない、よく耳にする言葉だ。 夏の本番を知らせる日差しの降るある日、僕の幼馴染の茜音は島に残る言い伝えにまつわる夢を見たという。 その伝説は彼女に、そして僕た…

西暦1999年7月。世紀の大予言『ノストラダムスの大予言』によって人類滅亡が予言されていた。 しかし結局のところ人類は滅亡することはなく、いたって平穏にその時は過ぎた。 ――世間…

薫は中学生。疎遠だった幼なじみとの交流がまた始まった。けれど、彼は人ではなくて･･。これは恋ではなくて、なのに、彼はときどき思わせぶりな態度を見せる。どこまで歩み寄れるのか。どこ…

ある夏の日、少年は鳥居の前で、氷菓を零す。 ――――これは死≒表と生≒裏を行き来する、双子の兄妹の物語。 夏休みの最後の三日間、双子の兄妹は、暑い青の時間を満喫するはずだった…

中学時代からミキオに恋い焦がれてようやく結ばれた由紀乃。 ミー君はあたしに会えて幸せですか？

木四宮高校二年の僕は、一学期終了目前の最後の1週間、学校で噂の記憶泥棒に大切な記憶を盗まれてしまう。 現代が舞台のファンタジー作品です。 カクヨム甲子園に応募させて頂いています。

人の小指に結ばれた、赤い糸が見える私。現在の日課は、片思い相手の高橋を遠目に眺めること。 というのも、彼の赤い糸は、私に繋がっていないのだ。 赤い糸が結ばれていない相手とは、絶対…

地元のちょっとした進学校に通う青年は、ある日夢の中で近くの裏山に天体観測をしに行くと、そこには自身の憧れの先輩である石塚 千尋の姿があった。先輩の大人びた姿と月光の幻想さに暫しの…

勉強も平均より少しできてる程度で、顔もいいわけでもなく、運動も別にズバ抜けで得意という事も無い。 まさに＂平均＂な私が引っ越してきたクラスは、学校ナンバーワンを誇るイケメン、瀬戸…

今まで書いていたものと少し異なるテイストに挑戦しています。 各話のお題は以下の通り。（各話の冒頭にもお題を記載してあります） 第一話『メイドなんて、止めなさーい！』（現代ドラマ…

先輩と私が海に逃げる話

舞台は東京のどこかにある、私立酉乃刻高校。 ある日の放課後、彼女たちは出会う。 それは偶然か運命か。 学年も、クラスも違う。 共通点は、とある一点だけ。それも出会わなきゃ知らなか…

文芸部の後輩、冬華の部屋は異世界である。 明久は今日もそこで『英雄』として戦う。 朝は異世界、昼は現実世界。明久はそんな生活がしばらく続くていたのだが―― 異世界モノというより…

こんな世界なんて、どうなってもいい。 自分なんか、いてもいなくてもかまわない。 そんな人たちに贈る、１つの物語。 ある日転校してきた、神那愛という女の子のような名前の少年。 …

中学三年生、夏休み。 余命を宣告されてしまった枦木（はぜき）司（つかさ）は親にも言えず、友達にも言えず、ぼんやりと残り時間を過ごしていた。そんなとき、人気のない林道の奥の池に人魚…

「ごめん、ケーイチ。わたし死んじゃったみたい」 都内の美術大学に通う二年生、林道恵一には幽霊が取り憑いていた。 五年前の七月二十五日。 花火大会の夜に死んだひとつ年下の幼馴染―…

謎の家訓によって、高校から一人暮らしをすることになった上杜 拓也。 ある日、彼の通う月宮高校に転校生がやってくる。 まるでアイドルのような美少女。 見た目は まさに、天使。…

私と相棒のクロは、途中まで描かれて投げ出された黒歴史ノートのキャラクターです。中学からずっと、押し入れの中にしまわれています。 退屈な日々、一生日の目を見ることはないかなと、設…

「千敦のことが好きだ」と告白をし、部長の愛は静かに息を引き取った。 関岡千敦が飛び起きると、そこは学校の保健室。保険医に事情を聞いてから、とりあえず部活に顔を出すと、先程死んだは…

自分の才能を強制的に開花させるために1億5000万円の借金を背負うことになった主人公は、借金を返すために傭兵集団Diarms（ディアームス）の傭兵見習いとなる。通常の5倍の身体能…