「『ヒト』とは」を含む小説

昔話をいたしましょう。 人間（ヒト）と妖（アヤシ）の物語。 互いの護りたいもののために足掻く姿は、なんと美しいことか。 さぁ、古語り（いにしえがたり）の始まり始まり――。 …

２０２４年６月現在、何者か（おそらく組織的なもの）による、ランサムウェアなどのサイバー攻撃によって利用不可能になっているニコニコ動画。かなり大変な事態に陥っているようです。ニコニ…

いつもと変わらない普通の日、そんあ日にオカルト好きのBは未解決事件の話を始めた。 神隠しだというBに呆れながらも私はBの話を聞く、 その未解決事件にはあまりにも多くの不可解な点が…

　異能者の異能を奪う者がいた。 　奪われた異能は別の人間へ渡されてしまっている。 　持たざる者が持った時、その変貌は多くの凶悪事件を起こすだろう。 　……異能者から異能を奪う、…

俺はどうやら、変な鹿になった。 理由は分からない、神様にも合わなかったし、目の前には森のみ。 一生、四足歩行の獣畜生は嫌だ。 使命も何も無いが、ひとまずは人に戻りたい。 …

　端的に言えば、死んだ竜の口の中に死んだヒトが横たえられていた。 　ヒトの顔は胃酸によってただれていて、顔の判別は出来ない。首の後ろまで胃酸は垂れていたようで、首の骨が見えた。衣…

怪談芸人の鎌野(かまの)歪(ひずみ)が、知り合いからの伝聞という形式で披露した怪談、「廃ホテル」。 それはかならず心霊写真の撮れるという心霊スポットにまつわる話だった。 舞台とな…

2人の男は森の中で愛憎を描いた短編小説 人とはなにか、愛とはなにか、自由とはなにか 人間にとって大切なものを描き切りました

乗り越えや希望や新たに生きるとかというものを期待されても困る それが、人(ヒト)の世のならわし？ 立ち直り？ポジティブチェンジとされていても、そんなものは関係ない 悲嘆というもの…

小さな高校の放送部で、塩むすびを食べようとした話。

ぐるぐるした感じの純文学です。

　その大国には、二つの顔があった。 　──王と騎士のハイファンタジー、王権を巡る陰謀のサバイバルバトル。 　男装幼馴染が聖剣を抜いたことで始まる裏切り。 　──死と呪いのダークフ…

１００人中９９人が嫌悪するし逃げようとするヤンデレ彼女から、ヒトは逃げきることができるのか？ 果たして病んでいるのはどちらなのか？

　童話『赤ずきん』の世界に転生したらしい私。オオカミに食べられてしまう！　と悲嘆にはくれない。 　なぜなら、私はオオカミが好きだからだ！ 　しかもこの世界のオオカミは獣顔な上にヒ…

西瓜を買いにきたあとヒトは……？

彼ができないっていう次元じゃなくて、もうここまでくると、人間不信というか、ふつうに関係を結べない、築けない、ましてや恋とか愛がどうのって、そんな感じがよくわからないし。しぜん心と…

【完結！】 銀行員の“僕“は毎年訪れるクリスマスを楽しみにしていた。小さなお店で身の丈にあったクリスマスツリーを買うのがお決まり。今年もその季節がやってきた。例のごとくクリスマス…

百合小説

　魔法の時代の黄昏。 　文明の基軸に科学が取って代わった時代。 　世の覇者たらんとする『ヒト』族がまねいた戦乱は、おなじく『世界』に住まいしている他種族すべてを巻き込む惨禍と化し…