「未読」を含む小説

プロ野球選手の兄を持つ、薗城太一。 実家の事情を背負う兄を持つ、橋本まどか。 ふたりの次男のゆるやかな日々の物語。 連作短編、第三弾。 （前作未読でも問題ありません）

（前作未読の方々でも楽しめるように、最初に「これまでのあらすじ」が用意してあります。この作品は『ウイルスって何ですか？』の続編です） 　ウイルス研究者の魂を宿した男、ラビエス。…

とある帝国が滅びるまでの物語。全七話完結済み。 注意：この物語は同作者のぼっち姫は目立ちたくない！　の外伝にあたります。 ぼっち姫未読の読者様へ：この物語を読んで、登場人物た…

（シリーズ三作目ですが、それぞれ独立した事件を扱っており、前作までは未読でも、この作品単独で楽しんでいただける仕様です。よろしくお願いします） 　高校生の少年ケンが、都会の真ん…

【スピンオフ第2弾「業火」完結】 ※本作は中編小説集です。見出しごと、独立した別個の物語になっています。 高度医療化社会として生まれ変わった未来の東京――否、《東都》。 理…

※1エピソードあたり1500~2000文字を目安に執筆していきます。文庫本見開き2ページくらいで1話です。 ※あらすじ最下部にファミ通文庫大賞用あらすじあり。未読の方ネタバレ注意…

「キミの描く世界で奇跡を見たい」（https://kakuyomu.jp/works/1177354054893675392） のアフターストーリーです。本編未読でも楽しめるよう…

自分が書いた小説について、つらつらと感じたことやら思ったことやらを書き連ねるエッセイ。 本編に付随するおまけ程度のものですので、本編だけでもお楽しみ頂けると思います。 全てを解…

　緋蒼村での事件が終わり、旅に出た二人。偶然辿り着いた旅館は、明治時代に一家惨殺事件の舞台となった忌まわしい洋館であり、今では『邪神城』と呼ばれていた。しかも、惨殺事件の犯人とさ…

平成もまだ十年を迎えぬ1996年。 ままならない心と体を持て余す青年が、運命の出会いを果たす。 そんな人生の一幕を描いた作品です。 ※本作は拙作「日向の窓で、君と」と同一…

『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります』 　その発売記念コンテンツとして、作者と担当編集による対談が記事になりました。 　なんだそれ……？　と私で…

「私、ストルンドは、リュシアーナとの婚約をここに破棄する！」 　神聖学院の卒業パーティーで王子ストルンドに婚約破棄を宣言された伯爵令嬢リュシアーナ。 　彼女は国賓である聖女に対し…

　このエッセイには拙作『おっさん、早期リタイアしてキャンピングカーでのんびり異世界ライフ』（第一期完結済み）についての創作ノートとなります。ネタバレが多々有りますので未読の方は『…

――厄。 それは現代における不可視にて不可思議な現象。 厄に魅入られし元吸血鬼――有栖川。 厄を祓う役目を背負う妹――美衣。 厄を祓う役目を背負ったはずの役立たずな主人公――香…

『もしもしやくざさんですか～暴力団いのちの電話』が予想外に好評だったので、姉妹編をつくりました。今回も、九割方会話文で物語が展開してゆきます。『もしもし～』とはまったく別の物語で…

　人生に思い悩む思春期真っただ中の少年、保桝鏡太郎。 　彼は携帯機器にドハマりした女神が作った神器（スマホ）の適合者という事で女神にとんでもない拉致を受け、女神の我欲に満ちた行為…

杉三シリーズ制作にあたって、きっかけなどの裏話を紹介します。 後編は各編の紹介をします。 本篇、恋愛編、医療編などと分け、それぞれのお話の簡単な紹介、それと裏話も混ぜて、紹介した…

　かつて動物実験でマウスを扱っていた時に、恐ろしい目に遭った研究者。彼が職場から去った後、その研究を引き継いだ後任の研究者もまた、同じ実験室で呪われるのだった。 　全十二話（プロ…

女子高育ちの残念アラサーのつぶやき系エッセイ。 ある日の深夜、チャットアプリの通知が鳴ると『すまん。今すぐ電話に出てくれ』という友人M（♀）からの不吉なメッセージ。未読スルーし…

　どんなものでも“非表示”にできるようになった社会。雑音、悪臭、苦味、不細工――クリック一つですべての感覚から取りのぞくことができる。 　世界から不快なものをゾーニングする『ク…