「口ばっかり」を含む小説

特に秀でた特徴もなく、親からそれなりの小遣いを貰ってゲーセンなどで遊びまくる高校生の金廼士（かねないし）。 そんな彼は根っからのアイドルオタクでもあり、美少女高校生アイドルの後黒…

８歳の二人の男女は、いつも一緒にいた。２人共、口にはしなかったものの、互いのことが大好きだった。ある日、男の子のほうが引っ越した。引っ越す前、２人はある約束をした。「大きくなった…

１話完結。サクッと読める一口サイズの掌編小説を置いていきます。 『一日一話』をコンセプトに、新作をＵＰ。 いろいろ実験しながら書いていきます。 ピクシブでは別名義でマンガ…

　広大なその大地は、後に製図した者達が、 「まるで正面を向いた牛のような」 　と筆を走らせるほどに奇妙な形をしていた。 　両端は南へ下がって海に面し、中央は顔のように大きく広がり…

　『――自殺を誘発する者の魂を回収せよ』 　閻魔大王からそう命令を受けた死神トートは、相棒猫トイフェルと共に人間界へと降り立つ。 　なぜか自分たちを視認することのできる上に住処…

「もうっ、さっきから人のことをかわいい、かわいいって何なのっ？」 「……っ。それは口に出して言ってないだろ？」 「伝わってくるんだから仕方ないでしょ」 　同い年で幼馴染同士の…

〈この謎挑めるか？ 解釈できるものならしてみよ！＞ 解答は2021年1月31日公開 これは詩人… 赤ヰトーカの予言である イメージ ビジョンがある日舞い降りたのである・・・・ し…

冒険者に憧れて田舎から出てきた青年、ルイン。テイマーのジョブ適性があると言われ喜ぶも、なぜかスライムすらもテイム出来なかった。 　なんのコネも実力もない彼はやがて悪徳S級パーテ…

あたしは天使の王子に救われて、人間の記憶を持ったまま、天使として生きる事になった。 でもこの王子さま、天使の癖に口も態度も悪くって、ついつい口喧嘩ばかりに。 おまけに天使の王宮に…

偉大なる劇作家、舞鶴聖天が何者かに殺害された。 死の直前、彼は長いスランプから脱出するために、｢マンドラゴラの悲鳴｣を聞こうとしていたらしい。 容疑者は、正妻、妾、新人女優の三人…

僕の彼女は、オカルトが大好きな不思議ちゃん！？ 昼間の彼女はホラ吹きでクラスの鼻つまみ者だが、それは皆が裏の顔を知らないからなのです。この街では日暮れと共に「真実と虚構」はひっく…

ひたむきヒロイン！……いや、ひたむきマイペースヒロインｓｗｗｗ 【ご注意！！】 　この物語は、群像劇の多視点、たまに、作者視点にぶっ飛ぶでございます。あらかじめ、ご理解とご妥協…

　高校進学と共に山深い地方から首都へ出てきた少年、武藤真二（むとうしんじ）。彼は楠木雫那（くすのきしずな）と言う孤独を望む不思議な少女と出会う。 　ある日、風邪をひいたまま登校し…

ぼくは秋葉原駅でヒロミに呼び止められた。でもなかなか、その用件を言わないヒロミ。業を煮やしはぼくに、 ついにヒロミは意外なことを口にした。

勇者(男)ＶＳ魔王(女)。ついに長きに渡る戦いに決着が着くかと思われた。圧倒的な実力を持つ魔王を始めて見た勇者はこう言った。 「魔王、お前はエロい！」 「ぶっ！？」 これは自分の…

性癖：むっつりな女の子 借金の"カタ"として売られた少年。 彼が売られた先で出会ったのは、元・同級生にして財閥のご令嬢だった。 ミステリアスな仕草、艶めかしい雰囲気に振り回され…

性癖：口から巨大な異物を吐く少女 第二回性癖小説選手権の存在を締め切り2時間前に知りました かぎろの健全なイメージを壊したくない方は読まないでください（そんなイメージはない）

女オタク版『まんじゅう怖い』です。他人の嗜好に口を出しちゃいけない。 ※第十一回本物川小説大賞に参加した作品です。

　甘酸っぱいチョコレートが、口の中で溶けて。 　いなくなったあの子みたいで。 　ひとり、ただひたすら味わった。 バレンタインデー用短編でした。