「ショート・ショート 純文学」を含む小説

短文、ショートストーリーの詰め込み 純文学を目指した文章をお楽しみいただけますと幸いです

あの世への片道切符。

頭の足りない「私」はクラスののけ者で、いつか全てをぶっ壊してやりたいと思っていた。 ある日、古本屋で見つけた呪いの書を買い、私はお手製の呪いで復讐を謀るが――。

人間は透明人間をみれない。 透明人間は人間をみれない。 透明人間は透明人間をみれない。 ゆえに彼は存在しない。 ※透明人間はどこにでも実在します。 ※ごった煮ショート×ショー…

ある賞に出して落選した物です。どこにも行き場がなくなってしまうのはかわいそうなので、こちらに掲載します。拙いですが、読んでくださったら嬉しいです。 ※こちらの作品は小説家になろう…

夜の海辺で寄り添う二人 マシュマロが焼けて溶けて、甘い香りが漂う キス、砂、体温、消えた炎、舌、唾液、髪―― ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ 鳥尾巻さんの自主…

退院出来ない患者を診る、僕。

黒目勝ちの瞳に見つめられたら ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ。 柴田恭太朗さんの自主企画参加 【三題噺♯４１】「生徒」「指紋」「発熱」 https://kaku…

親を亡くした姉と妹の崩壊。そして再生の物語。

親を亡くしたある姉と妹の崩壊、そして再生の物語。

親を亡くした姉と妹の崩壊、そして再生の時。

「がっそう」と読みます。 　宇宙船であるものを運ぶ宇宙飛行士の話です。

冬は泣かない。そう決めたんだ。 刃物のように鋭く凍てつく夜、君は橋から川に飛び込んだ。それから６年。私は少し、あの頃と変わり始めていた。

ヴァイオリンを通じて音楽とは何かを得る物語。全三話。

決して陽が沈まぬはずの世界で、今、太陽が西に傾き始めた。伝承によれば、あの夕陽が沈んだとき、この世界は滅びるという。慌てふためき絶望する僕を、ひとりの女性が誘う。「夕焼けを見に行…