「棒」を含む小説

〈あらすじ〉 鬼頭桃汰は、あだ名が「桃太郎」のごく普通の高校生。しかしある日、桃汰の目の前に現れたのは、本物の桃太郎だった。彼は桃汰に、桃太郎を代わってほしいと頼んできて――!?…

ホームレスとして生活していた久保倉晋也(くぼくらしんや)こと俺は、ある日人生を棒に振る覚悟で犯罪を犯すのだが、何を間違ったのだろうか、あろうことか神様を殺してしまった。しかも結構…

各宿場町に設置された民間の用心棒を雇うことができる『棒貸屋』 主人公・モモンガは用心棒でありながら酒に女に金と私欲に溺れる日々を過ごしていた。 江戸では正体不明の『辻斬り狩り』な…

夜空のお星さま。 　夜空に、たくさんのお星さまが、きれいに金色に輝いていました。 　ある日、何の個性もない通行人の女の子Ｂが、流れ星に願い事をしました。 「お星さま！　どうか私を…

愛と裕子が暮らす家には、一本の棒があった。振るとお金が出てくる棒を、 愛は嫌悪し裕子は慕った。この棒のない世界を、少女は棒と共に歩む。 ※性描写ありとなっていますが終盤だけです。

この世界にはありとあらゆる種が存在する 人種、エルフ、ドワーフ、妖精、魔族 いくつもの種が共存、戦争 絶滅と繁栄を繰り返していた。 その中でも魔物という、種と言うには 少しか弱く…

「新駅の名前は……『高輪ゲートウェイ』です！」 日本の鉄道NRが東京山足線の新たな駅名を発表した。 その駅名がきっかけでポリコレ棒の派閥とそれに反する個人主義の派閥の紛争が勃発す…

「このライトノベルがすごい！2019」（宝島社 刊）文庫部門 新作ランクイン！ 第24回電撃小説大賞《最終選考作》よりお届けする、初夏薫る疾風青春グラフィティ!!　“ネタバレ厳…

アメリカに長く住んでいた六十五歳の主人公は日本に帰国し、市民講座の教室で「男女の格差問題」をテーマに教えている。ある日、講座の教室に得体の知れない年寄りが現れた。彼は確かに「老人…

僕の頭の中には昔からずっと脳内彼女がいた。 僕はその子を存在させるためだけに小説を書こうとしている。

自身の一族の性質上、様々な世界を行き来する能力を持つ少年、ラルス。そして彼に仕え、自身の体を武器に変化出来る｢武器人間｣の少女、クロウ。いつもの日常を過ごす傍ら、二人は世界の異変…

棒人間から新たな気づきを得た物語。

邦楽をテーマにしたものです。一度書いてみたいなと思っていたテーマですが、初めて着手しました。 竹生島とは琵琶湖にある島のことで、「竹生島」という楽曲は実際に存在します。歌詞により…

これを読まずして、下町・錦糸町を語ることなかれ。 「錦糸町」ってご存知ですか？ 近年はスカイツリーのおひざ元としても知られてきましたが、みなさんはどんなイメージを持っているの…

「彼」が目覚めると目の前には少女がいた。狭い部屋のなか、彼はあぐらをかく格好で後ろ手に手錠のようなものにより拘束されている。少女は謎の言語で言った。mazefate cu?と。地…

　さあ、よってらっしゃい、みてらっしゃい。 　聞くも珍妙、語るも愉快な物語。 　剣と魔法の異世界へ飛ばされた主人公。 　目覚めて見れば、何処とも知れぬ山の中。 　聞こえてくるのは…

いつもお世話になっている上原友里先生が自主企画を主催されたとあっては参加しないわけにはいきません。 さてどのようなお話が良かろうかと思案したところ、迷作「めるきゅー」の作者なら…

大陸が移動し、すべての大陸が一つになった頃。世界の隅では、地表が崩壊し、 大きな穴が開いた。生活の為に人々は工夫を凝らし、文化の水準は飽和しようとしていた。 奈落の底へ落ちたもの…

　学校が終わり校門を通ると、少年は一人のおっさんに話しかけられた。 「アイスあげるから、おっさんに付いておいで」 　少年は黙って頷き、おっさんの後を歩いた。