「ソレ」を含む小説

刻は江戸初期。 元和三年、西暦にして一六一七年。 大阪夏の陣が後、天下泰平の世が訪れた。 されどまた――そんな治世に合わせたように京に現れる辻斬り多数。 中でも京のソレは異様…

血腥いソレは、理想をあげると語る。魚の臓物を思わせる臭気を漂わせながら。

叶わない恋心、それは実の兄だから

主人公の能登には、あるトラウマがあった。 中学生だった頃の能登に受け入れられなかったソレは、自分でも思っていなかったほどに心の奥深くまで根を下ろしていた。 そんな能登が、自分のト…

女神さんが『カタコト英語で相手に意図が伝わったら、ソレが具現化する能力』って異能を授けてくれたんだけど？　これ、使いこなせますか？　貴方ならどうですか？ そんな話。 2029…

３００字で掌編を書こう、という主にTwitterの企画に参加しているお話の連作です。ほんの掌編なのでサクっと読めます。

公園のグラウンドに現れた白い立方体(CUBE)と、〝ソレ〟の持ち主だというヘンテコな格好をしたおじさん。困り果てた様子のおじさんに声をかけると…

カレシにフラれたらゲロ吐いた女とソレを助けた女が、青春を見つける物語なのかも

発禁対象のストレスケア感応品『ナードレット』。 ソレは魔物、思考の螺旋迷宮、欲望の渦巻く見るも無慙な白昼夢―― ――ソレは決して、手にしてはいけないモノ、だった… フリーター…

どことも知れない場所、いつとも知れない時。 闇夜の人里離れた場所に二つの人影が立っていた。 彼等の足元に転がる「ソレ」は、確かに人の言葉を発していた。 やがて「ソレ」は、自身がな…

俺、北山悠太。 今年から、とうとう受験生。 冴えない俺の成績というものは、、 飛ぶ事を忘れたダチョウの様に、地を這いずりまわっていた。 容姿も十人並みで、遺伝子間違い無しの、…

それは吸血鬼と少女のはなし。 夜分にあたしは病室を抜け出した。 耳鳴りしかしないはずの耳に、新しい音が混じったから。 波音が響く先、たどり着いたのはうつくしい少年とかたわらにはソ…

短編

30年前、世界に“ソレ”は現れた。 どこで生まれたのか。どこから来たのか。 目的は何か。何故人を攻撃するのか。 一切が不明の存在。 少年シルマは商人の護衛中、“ソレ”と遭遇する…

今より少し先の世界。 若者を中心に人気を集める世界初のVRアーケードゲーム。その国内ランク13位の馬場盤次ことバンは、ゲーム内の敵であるはずの怪物に遭遇する。 困惑する人混みの中…

大御所声優・中村は初めての現場でソレと出会う。 バーチャル声優と仕事をこなしていくうちに生まれる恐怖。 徐々に追い詰められる中村は人間らしい反逆を思いつく。 ↓前回の投稿↓ …

【誕生花シリーズ　227】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 主人公はバーテンダー。練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。

４月１日１０時ごろに、初めて投稿した単なる素人です。 ぶっちゃけ、構成とか起承転結とか序破急とかＰＶとか言われても話を書いて終わらすので精一杯っすよ。 「とりあえずやっちゃえ」 …

「あの夏が来るまで、僕は愚かで、臆病で、傲慢だった。 　だから僕は、大切な友人を失ったんだーー」 幼い頃から、ソレが見える寮制の高校生、八重野瑞透（やえのみずき）16歳。 2…

とある町に突如として現れた、謎の四角形の物体。 ソレはいつしかあらゆるものを吸い込むようになった。 人々はそれを地球を正常に戻すための『零』に還すものというようになった。 そ…